或る生活

ライフログ的なもの

iPhone SEからiPhone SEに機種変します

先日(といっても1ヶ月くらい前)、iPhoneを鞄の中に仕舞うのを億劫がってスカートのポケットに突っ込んでお出かけする→よりにもよってiPhoneを入れた方のポケットに穴が→気づかないうちにそこから滑り落ちていたiPhone→心優しい人が交番に届けてくれたおかげで手元には戻ってきたもののどうやら自転車か何かに踏まれたらしくベコベコに→辛うじて動きはするもののいつ本格的に壊れるか解らない…→そんな折にタイミングよくiPhone SE 第2世代(以下「新SE」)販売の噂が→ちょっと待ってみるか…→なんと実際に新SEの発売発表→ちょっと迷った末に予約、した話(と、1週間くらいあれこれ悩んで選んだ周辺グッズの話も)。

 

4年ほど大事に使っているiPhone SE 第1世代(以下「旧SE」)。最近では珍しくなってしまった、小さめのサイズ感とエッジの直線的なデザインが気に入っている。

旧SEの前にはiPhone 5sを使っていたのだが、ある夏の日のお昼休み、怖い上司の目を逃れるために職場近くの公園に移動して炎天下でフォトカツ(アイカツ!音ゲー)をプレイしていたら突然異常発熱しはじめ、それから一切Wi-Fiを掴まなくなってしまい、修理に持っていってももうどうしようもないと言われたので、ガワが5sとほぼ同じなiPhone SE(旧)に買い替えたのだった(当時発売から半年ほど経っていたと思う)。

 

そんな私の旧SE、今や先述のとおり外装がベコベコになってしまっている。

思えば事の始まりは、出先でふと「スマホがない」ことに気づいたことだった。「もしかして家に忘れてきたかな?」からの「てことは今日1日スマホなしで生活するのか、、ソシャゲやツイッターやれないのは勿論のこと買い物するにもアプリの会員証やポイントカード出せないし何かちょっと疑問に思うことに出くわしてもその場でググれないしetc etc、、(この間0.05秒)でもまあこの時間をずっと家で寝て過ごしてたと思えばいいか(?)、、」と自分のなかで強引に解決(?)し、そのまま1日過ごして帰宅、さてスマホはどこかいな、と探すものの見つからず、あれ、、これはもしや、、と恐る恐るChromebookから「iPhoneを探す」コマンド発動し、地図で現在地を見たら交番にあることが判明し、ああああああ、、という流れだった。

 

その日、着ていたスカートの右のポケットが僅かに破れていることには、実は家を出て5分くらいの時点で気づいてた。しかし穴の大きさは指が3本入るか入らないかくらいのものだったので、まさかこの程度の穴からスマホは落ちないだろう、多分家に忘れてきたのだ、と楽観視して1日過ごしてしまったんだなあ。み●を。

結論をいうと、バッチリその穴からスマホは滑り落ちていたのだった。しかも、家から最寄り駅までの道のりの、かなり早い段階で。

スマホを持ってないことに気づいた時点でなんとなくいやな予感はしていたので、そのときにすぐに引き返してみればよかったのだが、1時間に1本しか来ない電車を逃したくないあまり気づかないふりをしてしまった。田舎暮らしの悲しい習性である。

 

それでもどこぞのお優しい方が、私のiPhoneを拾って交番に届けてくださっていたのは大変に有難いことだった。その日は小雨とはいえ雨も降っていたので、そのまま外に落ちていたら確実に水没していただろう。

交番で本人確認をしたり色んな書類に記入をしたりしながら(落とした理由を訊かれて正直に「ポケットに穴が空いてて…」と答えたときのおまわりさんの「そんなベタなことあるか?」みたいな顔は今でも忘れられない…)、拾ってくれたのはどんな人だろう、月並みだが世の中捨てたもんじゃないな、などと思いながら感謝の気持ちでいっぱいになった。

私も今後、もし道に落ちているスマホに出会ったら絶対に同じように交番に届けようと心に誓った。

 

そのどこぞのお優しい方は、名乗ることもなくお礼も必要ないと言って去られたとのことで、おまわりさんも個人情報保護の観点からその人のことは何ひとつ教えられないとのことだった(し、こちらとしても相手方が名乗っていないのなら別にそれ以上詮索する気もなかった)ので、私はそのままiPhoneを受け取り、ひと安心して帰宅。

 

しかし、家で改めてよくよく確認してみると、本体の背面はベッコベコになってやや湾曲しているし、前面のパネルが僅かに剥がれて横から液晶の中身が見えてしまうし、側面はあちこち傷や凹みだらけだしで、結構なダメージを負っていた。画面のガラスだけ無傷なのが不思議なくらいだった(iPhoneの画面てよくバキバキになってるイメージがある)。これはもしかしたら自転車か何かに轢かれたんだろうなと思われる状態だった。

私は自分でもがっかりするくらい凡庸な人間なので、もし届けてくれた人がイコール轢いた本人だったとしたらそりゃ名乗ることはせんわな、なんて思ってしまったりもしたが、とはいえやはりどう考えても、そこで見捨てずにわざわざ届けてくれたことは有難いことだ(轢いた人と届けた人は別人かもしれんが)。

 

で、そんな状態でも謎にふつうに使えるのでiPhoneのタフさ凄いなとなったのだが、そうはいっても時々挙動がおかしかったり電池減りが異様に早かったりしているので、いつ突然使えなくなるかと思うと恐ろしく、(端末を労る意味で)今までのように四六時中触っているわけにもいかず(スマホ依存症)、最近はまたChromebookに頼りきりになっている。

iPhone(やChromebook)のいいところはデータが全部クラウドにあるので今いきなり何の準備もせずに機種変変更をしても何の問題もなくいつも通りに使えるという点なので、いっそ最新のiPhoneにでも買い換えようか、、でもしかし私はやはりSE(旧)のサイズ感が好きなので、替えるなら新SEの登場を待ちたいんだよなあ、、

 

そんな風になんとなく日々をやり過ごしていたら、嘘、毎日のように「iPhone SE 発表」とかってツイート検索しながら日々悶々としていたら、なんと今月(3月)末に新SEについて何かしらの発表があるかもしれない、という噂がまことしやかに囁かれだした。

何ひとつ確定要素はないが一応待ってみるか、、と3月末を迎え、そのときは案の定何の発表もなく、その後も何回か「新SE発表か!?」の噂に踊らされたりしていたら、なんと4/16に本当に新SEの発売が発表されたのだ。

私の旧SEが轢かれた日から数週間後のことである。こんなタイミングってあるだろうか。

 

なんとなく、外装デザインが今までのSEと違って曲線的だとか、旧SEよりもちょっと大きいとか、妥協しなければならない点もあるようだけれども、正直最近旧SEのサイズでブラウジングしたりすることに限界を感じていたところもあるので(世の中の色んなものがどんどんでかい画面向けに進化していっている感じ)、ここらへんで折れるしかない気もするな…と半ば自分に言い聞かせたりなどもした。

とはいえ私の旧SEは実際もうボロボロでいつ壊れるかも解らないので、どのみち機種変更はしないといけないなということで、(一時は推しが使っているからという理由でXにも興味はあったのだが、やはり「SE」という名前への愛着には抗えず)、とうとう覚悟を決めて先日、予約注文をした。

 

www.apple.com

 

迷った末にカラーは飽きのこなそうなブラック、容量は、4年使った旧SEが64GBのもので使用量が半分弱なのだが、今後技術の進歩が進みアプリの容量が大きくなったり写真の質が上がったりすることを考慮して一応128GBを選んでみた。

 

余談だが、スマホがまともに使えない状況に置かれてみて困ったのは意外と「ブラウザ版が存在しないソシャゲにログインできないこと」と「写真を(気軽に)撮れないこと」だった。

ソシャゲはあれとしても(あれとは)、「携帯電話」が駄目になると「写真が撮れない・編集できない」というのは、よくよく考えると面白い現象だなと思った。本領である筈の電話(通話)については、私は年に数回するかしないかくらいのもんなので全然困らない(スマート「フォン」とは)。

 

カラー選びなど色々迷ってしまって予約開始日より数日遅れて注文したので(優柔不断)、発売日(4/24)を過ぎた今もまだ発送待ちの状態なのだが、既に手に入れている人々のレビューを読んだりしながらワクワクを募らせている。

多少の心配要素があったとしても、やはり新しいガジェットを購入するというのは楽しみの方が勝る。むしろ実際に手に入れて触ってみたらしっくりこなかった、というパターンを考えると、注文を済ませて「待ち」の状態である今が一番楽しいのかもしれない。

 

着いたその日に使えるようにと思い、本体を待っている間に周辺グッズも色々購入した。

ネットショッピングというのは選択肢があまりにも膨大すぎて、ブラウザのタブを40も50も開いて見比べながら数日〜数週間は悩んでしまうので、本来なら東急ハンズやロフトなんかの実店舗に出向き、限られた売り場の中から自分の目的に合ったものを選びたいのだが(それでも数時間は売り場の前をうろうろして悩む)(優柔不断)、時節柄実店舗が軒並み閉まっているので、今回はネットショッピングでがんばった(?)。

 

最終的に購入したのは次の3点。

ESRのアルミバンパー。カラーはブラック。

item.rakuten.co.jp

 

PDA工房のキズ自己修復保護フィルム(光沢タイプ)両面セット。

item.rakuten.co.jp

 

INOVAのダブルスマホリング。カラー・タイプは透明・丸形。

item.rakuten.co.jp

 

バンパーケースで側面を保護し、両面セットの保護フィルムで前面と背面を保護する作戦である(スマホリングを本体に直貼りしないためにも背面フィルムは必須)。

極力ケースなどで着膨れさせたくないが、でも裸で使うのは流石に心配、という観点で厳選したラインナップである。全部選びきるまで1週間くらいかかった(優柔不断)。

 

スマホリングというものを数年前から使っていて、それまでスマホを持つとなると手の筋に変な負荷がかかったり落とし易かったりしたのが全くなくなり、簡単且つ安全に片手でスマホを扱えるようになったので、今ではなくてはならないものになっている。また、横置きで動画を見る際などにはスタンドとしても使えて便利だ。

唯一の欠点は「(背面がデコボコになってしまうので)テーブルなどに水平に置けなくなる」という点だが、水平置きしたいとき、たとえば親指じゃフルコンとれない音ゲーで遊ぶときとかは、下にタオルなんかを敷いて対応している。

 

iPhone 5sを使っていたときも旧SEも、やはり「本体ままのサイズ感でコンパクトに使いたい」という理由から、外装の保護はwraplusのスキンシールに長らくお世話になっていたのだが、

 

wraplus.jp

 

新SEは側面が曲線になっているため硬いスキンシールはやや剥がれ易い、というようなレビューを見かけて成る程な〜と思ったので、今回は方向性を変えることにした。

そんなわけでケース類に関して愛着のあるメーカーとかがとくになく、完全にゼロからのスタートだったので、レビューとかめちゃくちゃ調べなくちゃいけなくてケースひとつ選ぶのにもとても時間がかかったのだった…。

 

選考理由(?)はそれぞれ、

 

ESRのアルミバンパー

  • シンプルなデザイン
  • 本体のサイズや重さをできるだけ変えないコンパクトさ
  • さりげないカメラレンズの保護(レンズ付近のコーナーのみ若干出っ張っていてレンズが地に着きにくくなっている)
  • ワイヤレス充電や電波に干渉しない設計
  • iPhone本体に合わせてカラーはブラック

 

PDA工房のキズ自己修復保護フィルム(光沢タイプ)両面セット

  • 新SEは当初「iPhone 8とガワの設計がほぼ同じ」と言われていたようだが、実際には画面端の曲線具合が僅かに異なるらしく、ガラス系の硬い(曲がりにくい)シートで「iPhone 8対応」としか書いていないものを選ぶと端が浮いてしまうことがある、という話を聞き、ちゃんと「新SE対応」と記載のあるものを選ぼう、と思っていたところに、自社で保護フィルムを製造・直売しているというPDA工房のことを知り、ここのフィルムなら安心できるかなと思い第一候補メーカーに(他の候補はELECOMとかラスタバナナとか)
  • 14種類もある(!)PDA工房のフィルムタイプのうち「キズ自己修復タイプ」を選んだのは消去法で、
    • 今までは操作性を優先してアンチグレアのさらさら系のフィルムを長年使っていたのだがLenovo 500e(Chromebook)を初めて使ったときに「グレア液晶めちゃくちゃ画面きれいに見えるな?!」とショックを受けたので新SEでは操作性より画面のきれいさを優先してみようと思いアンチグレア系は消去
    • 同様に画面のきれいさに影響しそうな要素(覗き見防止やミラー化やブルーライトカット機能など)のあるものは消去
    • で、最終的に「衝撃吸収」「高硬度(9H)」「キズ自己修復」の3択に
    • 経験上スマホに「衝撃」を与えることってあまりないなと思ったので衝撃吸収タイプを消去
    • 残る高硬度(9H)タイプとキズ自己修復タイプの詳細ページに書かれた特徴を見比べたとき、キズ自己修復タイプの方が「指ざわり」が若っっ干「さらさら」に寄っていたので決定(画面きれいでもやっぱり操作性大事)(それに高硬度タイプ選んで画面端に浮き発生したらと思うと怖い)(あとスマホはよくあちこち持ち歩くからか常にスクラッチ傷とか入りがちだしそれが見えなくなるなら嬉しいなと)

 

INOVAのダブルスマホリング

  • 今までは無難にiRingのものを使っていたのだがあれはリング部分の直径が絶妙に自分の手にフィットしないというか、指1本では緩すぎるしかといって2本はぎりぎり入らないという感じでもどかしかったのでそのへんどうにかならないものかと思い色々探していたら、なんと小さめリングが2つ連なったタイプを発見、「これいいのでは…?」となった
  • カラー展開が豊富で悩んだがiPhoneの背面がそのまま見えるといいかなと思い透明のものを選んだ(が貼るときに空気入ったら目立ちそうな気もしてちょっと怖い)
  • 形は四角タイプと丸タイプがあったが商品詳細欄を見たところ丸の方が2gくらい軽かったので丸に(とにかく重くしたくない)

 

ここに至るまでの間、あるときは「リング付きケース」を検討し、

 

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「でもケース内のリング接着部分がスマホにずっと当たってると痕がつきそうでやだな」と思い却下し、 

スマホベルト」を検討しては「掃除しづらそうだな」で却下(微潔癖)、

 

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一周回って「手帳型ケース」を検討しては「掃除しづらい&重い&嵩張る&いちいち開くの手間か、、」で却下したりなど、

 

search.rakuten.co.jp

 

あーでもないこーでもないと色々比較したり想像したり、紆余曲折の末やっっっと辿り着いたものたちなので、実際に新SEに装着して使ってみるまではどうなるか解らないが、それなりにフィットしてくれたらいいなと思う。

 

iPhone本体はまだ発送すらされていないものの、ケース・フィルム・リングは既に開封の儀まで済んでいて、はやく新SE来ないかなーと思いながら毎日眺めている。

はやく新SE来ないかなー。