或る生活

ライフログ的なもの

食べられないものの話

初めて「友人の結婚式」というものに出席することになった。

出席をお知らせする返信用のはがきに「食べ物のアレルギー」を書く欄があって、言われてみれば普段アレルギーや食物不耐症とかで避けてる食べ物色々あるなあと思ったので、一度ここにまとめてみる。

 

 

食べられないもの 

大豆

症状:顔面の痒み、喉の痛みなど

大豆、思ってる以上に色々なところで色々な使われ方をしていて、症状の出るものと出ないものとがあるので一概に「大豆」のアレルギーとは言えないのかもしれないが、今のところ自覚している症状は、豆乳を飲むと喉がイガイガして詰まる感じがするのと、大豆由来の乳化剤(レシチン)が入った食品を食べると顔が痒くなることなど。

生理前の肌荒れにイソフラボンが効果的な場合があると聞いて豆乳を飲んでみたら症状が出て気づいたのが数年前のこと。

大豆そのもの、枝豆、もやし、豆腐などは少量なら大丈夫だし、大豆イソフラボンのサプリもふつうに飲んでいるし、味噌や醤油や納豆は平気なので、軽度ではあるのだろうけど、これからもし悪化していったら日本では生活しづらそうで怖い。

 

メロン、桃、キウイなど一部の果物

症状:口内の痒み、イガイガ感

所謂口腔アレルギーというやつだと思われ症状も重くない。が症状が出るのを押してまで食べたいほど好きというわけでもないので、もう小さい頃からずっと食べずにいる。もしかしたら今食べたら平気になってたりするかも。

 

症状:身体の痒み、嘔吐感など

20代に入ったあたりで発症。白身魚では痒み、青魚では嘔吐感が出る。

生だろうが熱が入っていようが関係なく症状は出るものの、少量なら大丈夫なのでたまにちょこっと食べたりはする。とはいえ症状が出るかもと思うと怖いので出先では滅多に食べない。

ついでに肉も、あんまり食べると夜中に飛び起きて戻したりすることがあるがこれは胃弱のせいだと思う。

 

オリーブオイル

症状:顔面の痒み

もしかしたらオリーブオイル限定というよりはオレイン酸を多く含むオイル全般で起こるかもしれない(怖くて試してない)。

そしてこれはもしかしたらアレルギーとかではなく脂漏性湿疹のせいなのかもと思うのだが、いずれにしても一度発症してしまうとしばらく抗い難い痒みに襲われてしんどいので、できるだけ避けるようにしている。ドレッシングとか、ごく少量なら食べられるものの、イタリア料理とか好きなのでなかなかつらい。

経口(飲食)でもだめだし、経皮(スキンケアやメイクなど)でもアウトなので両方気をつけてる(保湿成分として含まれていたりする)(あと自分の皮脂にもオレイン酸は含まれているのでそのせいで痒みがでてきたっぽいときは適宜あぶらとり紙などを使う)。

 

玉ねぎ(生)、ねぎ(生)、にんにく(生)

症状:胸焼け

ひとたび食べると数日の間は寝ても覚めても胃から上がってくるねぎ臭に苦しめられることになる。ただ、しっかり火を入れてあれば大丈夫で、全然食べられないというわけではないので嬉しい。

 

コーヒー、紅茶、烏龍茶、緑茶など

症状:嘔吐感、下痢

とくに空腹時はだめ。おなかいっぱいのときにめちゃくちゃ薄いやつを少量飲むくらいなら大丈夫。コメダならカフェオレはだめだけどミルクコーヒーならいける。

 

はと麦茶

症状:喉の痛み、下痢

ちょっと前に、ヨクイニンが含まれているので肌にいいらしいと聞きしばらく続けて飲んでいたらそのうち喉がイガイガしたり腹を下したりするようになってしまったので即飲むのをやめた。以来はと麦が含まれるブレンド茶なども一応避けている。イネ科のアレルギーだとしたら麦茶とかもそのうちだめになりそうで怖い。

 

オレンジジュース

症状:偏頭痛

元々偏頭痛持ちなのもあるのだろうが小さい頃からなぜかオレンジジュースを飲むと必ず偏頭痛が起こるので一生飲んでいない。これはアレルギーとかではなくて頭痛持ちあるある(?)らしい。

オレンジジュースがとくに顕著だが他の柑橘系のフルーツジュースでも起こることがあるので基本的に避けている。

 

以上。

加えて好き嫌いも激しいのでそういう意味であまり食べたくないなと思うものは他にも色々あるし、そもそも食べる早さが人より遅いということもあって、食べること自体あまり得意ではない気がする。はやく錠剤1粒で必要なカロリーや栄養素が全部摂れる時代きてほしい(他力本願)。

そして私の場合はアレルギーや食物不耐症などと胃弱体質とが合わさっている気がするので、いつか多項目のアレルギー検査と、ピロリ菌検査も受けてみたい(そしてもうかれこれ20年くらい抗ヒスタミン薬も毎日欠かしてないので肝臓も心配…)。

 

その他のアレルギー(っぽいもの)

ついでに、食べ物ではないけど普段から気をつけて避けているものについても簡単に。

 

各種花粉、乾燥、ハウスダスト、ダニ、寒暖差など

基本的には毎日抗ヒスタミン剤を服用することでアレルギーの症状を抑えながら生活しているのだが、乾燥やハウスダストや寒暖差などをきっかけに鼻炎や蕁麻疹が悪化するので、できるだけ避けて生活するように心がけている。

具体的には毎日の掃除や寝具の選び方、肌の保湿や部屋の加湿、外に出るときはお化粧で肌をバリアする、体温調節しやすい服装にする、等々。

 

金属

以前1000円前後とかのプチプラのピアスをつけて1日過ごしたら赤く痕が残ってしまったことがありどうもアレルギーっぽいなということで、色々調べたら金属アレルギー対策用のトップコート的なものもあるらしいがなんかもうめんどくさくなってしまい金属のアクセサリー類は使わなくなった(胸郭出口症候群の影響でネックレスや指輪はそれ以前から既に使ってなかったが)。

ただピアス穴は塞ぎたくないので、今はサージカルステンレスのピアスをつけっぱなしにしている。

腕時計は普通のステンレス製だが今のところ症状は出ないので、ステンレスなら大丈夫なのかもしれない。

 

絆創膏

貼ってると肌がそのまんまの形で赤くなる。なので最近は液体絆創膏のお世話になっているが塗った瞬間とてもしみるので、かぶれない絆創膏と出会いたい。

 

香料

相性があるらしく、香りの種類によって、鼻炎が悪化する、蕁麻疹が出る、喉が痛くなる、嘔吐感、頭痛など症状もバラバラなので、そういった症状が起きた場合は原因となったもの(洗剤や化粧品など)をひとつずつ特定して取り除くようにしている。

また、最近はそもそも香料の入っていない「無香料」のものも増えているので、最初からそういうものを選ぶようにしている。

でも私は香りモノもふつうに好きなので悩ましいところではある。今のところ精油をアロマディフューザーで焚くのは大丈夫っぽい(寝る前の癒やし)。

 

歯磨き粉

つい最近気づいたのだが、相性の悪い歯磨き粉を使うと口の中の粘膜が白くベロベロ剥がれてきたり、唇の皮がガビガビのボロボロになったりする。

前々から「なんで私はいつも口の中や唇が荒れているんだろう?」と疑問に思ってはいたもののまさか歯磨き粉のせいとは思わず、原因の特定まで数年かかってしまった。

 

あまりにもざっくりとした括りだけど、煙草、お香、線香、焚き火などの煙で喉・目・鼻に痛みが出るので、できるだけ避けたり、どうしても避けられない場合はマスクやハンカチで対応したりしている。

 

鼻炎が悪化するので近づかないようにしている(写真などを見る分にはかわいいなあとは思うものの…)。

 

その他、体質的に避けているもの

さらに、アレルギーとは関係ないけど体調を悪化させないために普段から避けているものについてもついでに。

 

ショルダーバッグ、フードつきの服、襟つきの服、首元の詰まった服、ネックレス、トップスのポケットにものを入れる、重いものを持つ、アップスタイル(髪)、吊り革を持つ、など

胸郭出口症候群対策。主に「肩に下方向の負荷をかけること」(ショルダーバッグや手に重いものを持つこと)や、「首まわりに常に負荷がかかっている状態」(フードや襟、マフラー、ネックレス、重い服、髪をアップにする、など)、「腕を上げっぱなしにすること」(吊り革を持つなど)によって、手の痺れが悪化したり吐き気を催したりするので、なるべく避けるようにしている。

外出時に一番いいのは鞄を持たないことだが実際はそうもいかないので、(片方の肩に全負担がかかってしまうショルダーバッグよりはましという意味で)極力荷物を減らしたうえでリュックやボディバッグを使うことが多い。

以前、荷物を手に持たなければいいだろう、と上着のポケットに携帯と財布を入れて過ごしてみたこともあるが、ポケットに入れたものの重みで上着が下に引っ張られて結局それが肩への負担となり吐き気を催してしまったので、以来トップスのポケットにはものを入れないようにしている(ボトムスのポケットなら肩には負担がかからないので大丈夫)。

 

ストレートネックのせいか頭を高くして寝ると起きたときに首の凝りと腰痛が起きるので枕というものをもう10年以上使っていない。代わりに(布団の皮脂汚れ対策に)バスタオルを敷いて寝ている。

タオルだと毎日洗い替えできるので、意図せず枕のダニによるアレルギーの対策にもなっている気がする。

 

無縫製じゃない下着

下着や肌着の縫い目や継ぎ目が肌に当たっていると、体調によっては蕁麻疹や痒みが出る。以前はその対策としてわざと下着類を裏返しにして(縫い目が外側になるようにして)着ていたが、最近は無縫製の下着や肌着がふつうに売っているので大変有難い。

 

足首が締まってない寝間着

体質なのか中学生くらいの頃からずっと寝ている最中に足をつって目が覚めてしまうことに悩んでいたが、最近になってその原因のひとつが患部の「冷え」と知り、試しに足首のところがゴムで締まっているスウェットを着て寝るようにしてから早数年、一度も脚をつっていなくて感動している。もう足首の開いた服では怖くて寝れない。