或る生活

ライフログ的なもの

新しいChromebookが届いたので毎晩一緒に寝ています

先代のASUS Chromebook C300Mが自動更新期限切れとなって早1ヶ月以上が過ぎてしまったところでようやく新しいChromebookを購入し、先日届いたのだが早くも愛しすぎてしまっている記録。

 

今回購入したChromebookLenovoの500e。

 

www.lenovo.com

 

2台目のChromebookを購入するにあたり、C300Mで唯一できなくて不満だった、「デジ絵が描けること」をひとつ条件に加えた。

というのも日本のデジ絵描きが全幅の信頼を寄せている(と思う)Wacomのペンタブや、クリスタなどのイラストソフトはChromeOS非対応なのだ。なんでもブラウザ上で完結できる、がコンセプト(?)のガジェットなのだから当たり前のことなのだろうが、Chromebook使いでもデジ絵を描いてみたい。

今までスマホアイビスペイント+指で描いてみたりしたこともあるがこれがめちゃくちゃ大変なのだ。世の中にはこの組み合わせで素晴らしいイラストを描かれる神も存在するが私には無理だった。

なので2台目のChromebookは、スタイラスペン付きの2 in 1でAndroidアプリ対応の機種にしようと思った。

予算は5万円前後。自動更新ポリシーの有効期限のチェックも忘れずに。

 

(余談1)

1台完結でデジ絵に挑戦できるOS一体型の液タブ、というポジションで売られているタブレットPCドスパラからraytrektabというのが出ていてこちらも一瞬候補に上がったのだがOSがWindowsなのと物理キーボードが欲しいのとで諦めた。

Wacomスタイラス付属でクリスタ動作確認済みというのは魅力ではある。

 

www.dospara.co.jp

 

(余談2)

実はかつてC300MにWacomの板タブを挿して手ブロで絵を描こうと試みたこともあったのだがドライバが入っていない状態では天下のWacomの板タブも単なるポインティングデバイスに成り下がって(?)しまうし、機能が絞られた手ブロでは私のような下手っぴは弘法筆を選びまくりでまともに描けずにすぐ飽きてしまった。

 

tegaki.pipa.jp

 

そんなわけで最終的に候補に上がったのが今回購入したLenovoの500eと、ASUSのFlip C214MA、AcerのSpin 511の3つ。

 

www.asus.com

 

acerjapan.com

 

いずれもノートPCでありながらタブレットライクにも使える2 in 1でスタイラスペン付き。ただサイズやデザインなど、これといって差が無い。となると決め手に欠けた。

Lenovoだけあとの2つと比べると5000円ほど高く(約63000円?とかだったと思う)、そして私はLenovoのノートPC(ちょっと昔のThinkPadのことを思っている)の独特のキーボードと相性がよくなかったので一先ずこれを第3候補とし、ASUSAcerかで結構長いこと迷った。

個人的にASUSのノートPCが好きで先代のC300MもASUSだったのでそっちにしようかな…でもAcerのパソコン使ったことないから比べようもないし…とあれこれ悩んでいるうちに多分3ヶ月くらい経過していて、本当にどうしよう、と完全にどつぼにはまってしまっていたところに、9月某日、突如第3候補だったLenovoの500eが消費税・送料込み27900円まで値下げというトンデモバーゲンが発生。

3ヶ月悩んだのが嘘のように即決。

 

すぐにLenovoのオンラインショップで注文して(それでも実際には半日くらい悩んだ)(優柔不断)、届くのは12月ごろの予定という話だったので、早めのクリスマスプレゼントだな〜などと思いながら楽しみに待っていたら、なんと先日急に「明日届きますよ!」という通知が来て、びっくりしてる間に本当に届いた。バーゲン開催も納品も何もかも急すぎた私の初Lenovoショッピング(?)だった。

 

で、届いて、開封して、電源入れて、Wi-Fi繋いで、Googleアカウントでログインして、Google Playに関する規約を読んで同意したら、それだけでもう、壁紙からシェルフのアイコンの並び方までいつも通りの環境がコンニチハするので、開封から10分後くらいにはブラウザ開いてDeck立ち上げてツイッター覗いてた気がする。

セットアップらしい作業がほぼ必要ないのはChromeOSのいいところだけど、「新しいパソコンを手に入れた」感が薄いのはちょっと淋しくもあるところだ。

開封直後のファーストインプレッションは「コードがゴツい!(驚)」。ACアダプタに繋ぐ電源コードが極太でしかもアース付き。こういうことは商品ページを見ただけでは解らない部分なので実物を見てびっくりしてしまった(C300MのACアダプタは電源ケーブル一体型でアースも無く線の細いシンプルなものだったので余計に)。

ちょっと触ってみて、OSが最新でないことと入力設定がローマ字入力になっていることに気づいたのでOSアプデして再起動してかな入力に設定変更したりもしたけど(その間数分)、そうするともういよいよ今まで通りの使い心地。

C300Mが13.3型で、今回の500eが11.6型ということで大きさの違いが気になるかなあと心配していたものの不思議と画面の大きさの違いは感じないし、キーボードの右端のキーがやや小さめなのもそれらのキーを叩くのは基本小指とか薬指とかなので思っていたより全然気にならない。

ただやはりLenovoノートPCの独特のキーボードのポコパコ感(?)は苦手というか、私のキーを押し込む力が弱すぎるせいなのか押したつもりで押せてないことによるタイプミスがかなり増えてしまうのだがそこは頑張って慣れていくしかないなと思う(この記事もかなりタイプミスありそう)。

 

しかしキーボードとの相性の悪さを補って余りあるこの500eの魅力たるや!!!!!!

すっかり虜になってしまっている。電池持ちがいいのがひとつの長所であるChromebookなのに日に2回充電しないといけないくらい毎日ほぼ24時間ずっと触っている。凄い。ここ数日に限ってはスマホのお株が奪われている。もうノートPCのお株は完全にスマホに奪われたものと思っていたがこのノートPCは凄い。

 

何が好きかって細かく挙げると色々あるが、ざっくりいうと守備範囲の広さ?だろうか。

画面がタッチパネルでペンが付いててAndroidアプリが使える、というだけでこんなにもできることが増えるのかと感動している。

 

グレア液晶が好き。

今までC300Mがノングレアだったので相対的にそう感じるだけかもしけないけれども画面のきれいさが全然違う。こんなに違うの…!?という気持ち。何もかもが見やすい。今まで動画はChromecastでテレビに飛ばして観ていたけれどもChromebookでそのまま観るのも全然ありになった。

 

画面のタッチパネル&手元のトラックパッド両方使えるのが好き。

元々マウスが苦手でトラックパッド信者だったのだが、今回タッチバネル式のパソコンを初めて手に入れて、画面を直接触って操作ができるというのはこんなにも便利なのかと衝撃を受けた。スマホが当たり前にそうなので初めての経験ではない筈なのだが、如何せんパソコンでは初めてのことなのでいたく感動してしまっている。

今こうしてブログを書いたりなど文章を入力している間は、キーボードからなるべく手を浮かせたくないのでやはりトラックパッドが便利だし、文章入力を伴わない作業ではタッチパネルが圧倒的に便利。両方を使える最強さ。

 

タッチパネルの便利さを一番実感しているのは今のところブラウザ版刀剣乱舞で遊んでいるとき。

 

www.dmm.com

 

もーーーーめちゃくちゃやりやすい。これなら脳死周回レベリングだってガンガンやってやるぜという気持ちにもなるというもの。

今まではトラックパッドでちまちまカーソルを移動してボタンなどに合わせてからクリック、という操作をいちいちしなければならなかったのが、それが指先で画面をぽんとタッチするだけで済むのはかなり楽。

とうらぶPocket(アプリ版)が登場してからというものブラウザ版ではほとんど遊ばなくなってしまっていたが、500eを手にした今ブラウザ版もアプリ版も大差ないと思える。凄い。ときどきアプリ版と混同してしまってスワイプでページ送りしようとしてできなくて「あっこれブラウザ版だった」と思うくらいのナチュラルさ。

 

他にも動画観るとかツイッターのTL監視するとか、キーボードを使わない作業をしているときに指で直接画面に触れてスクロールしたりクリックしたりできるのは本当に便利。且つキーボード利用時はがっつりキーボードで文字入力しながらショートカットキーやトラックパッドを駆使して最小限の動きで操作することもできる。スマホとノートPCのいいとこ取りではないか。というかスマホにできないこととPCにできないこと両方できる。入力デバイスとしては最強な気がする。めちゃくちゃ今更っぽい感想だけどタッチパネル、本当に便利。

ちなみに500eのタッチパネルの感触はしっとり系?で、コンビニATMのタッチパネルとかに似ている…?気がする。個人的な感想としては、感度もいいし時差もないし視差もないしでなんら不満はない。とにかく便利すぎる。

 

タッチパネルがあんまり素晴らしすぎるので、ふと「これもしかして音ゲーとかもできるのでは…?」と思い、お誂向きに(?)つい先日リリースされたばかりのあんスタの音ゲーの試遊版を実験的にインストールして遊んでみたりもした(ChromeOSがAndroidアプリに対応してくれたの本当に有難すぎることですね)。

 

play.google.com

 

ただこれは流石に、「遊べなくはないけど本気でやるとしたらやっぱりスマホでやるかな」という感想。

難易度easyとかなら全然フルコンもできるが、hardとかexpertになると(軽量2Dとかに設定しても)若干の遅れ?ラグ?がありbadやmissが増えてしまった。

あと個人的に音ゲースマホの小さい画面でしか遊んだことがないので画面が大きいと単純に手を動かす範囲が広すぎて追いつけないとか、画面がしっとり系なのでフリックが滑らかにいかないとかっていうこともあるので、今後アプリのウインドウサイズが調整できるようになったり、画面にさらさら系のフィルムを貼るなどしたらもうちょっと対応できるのかもしれない。

その後、あんスタの音ゲーは今回が初挑戦だったので比較にならないかと思い直し、普段スマホでよく遊んでいるテニラビ(テニプリ音ゲー)を入れ、設定をアプリ版と同じにして最高難度の楽曲で遊んでみたが、結局全然だめだった。音とノーツがズレるというかノーツが降ってくるのが若っっ干遅いというか…?

 

play.google.com

 

それでもどうにか遊べないものかと色々試してみながら、なんとなくスマホ用の無線イヤホンを買ったときに音ゲーの音ズレ問題に対処しようと試行錯誤したときのことを思い出した。音ゲーは本当に微細なラグが命取りになるのでとくに厳しいジャンルなのかもしれない。(ストレージ容量とは要相談だが)作業ゲーとかならChromebookでも余裕で遊べそうだ。

とはいえそもそもパソコンで音ゲーをする予定は全然なかったので問題はない。ただ「試してみたらスマホ向け音ゲーアプリもある程度遊べた」という事実にはやはり感動しかない。だってこれノートPCなんだよ…?

 

ペン入力が好き。

タッチパネルに一頻り感激したあとは、付属のスタイラスペンがどれほどのものなんだろうかと、とりあえずChromebook標準?の描画アプリで試し書きをしてみたのだがこれにも驚いた。

 

canvas.apps.chrome

 

普段、店頭で買い物をしてクレカ払いで電子サインを求められてパネルにタッチペンでギザギザへろへろの文字を書くことも少なくないのでそのイメージで書いてみたら、いい意味で完全に期待を裏切られた。

私は先述した通りキーボードのキーひとつもまともに押し込めない貧弱さなので筆圧もめちゃくちゃ弱くたとえば複写式の書類でも2枚目の用紙に筆跡が写らないくらいのレベルなのでそもそも書き文字自体が常時かなりへろへろなのだがChrome描画アプリに500eのスタイラスペンで書いた文字は全然へろへろにならない。多分物凄いレベルで手ブレ補正か何かが為されている。なんなら紙にペンで書いた字よりもちゃんとしている。完全に文明の勝利。現代っ子筆圧弱すぎとかってよく話題になるけれども何の問題も無いのではないかと思ってしまった。我々にはデジタルデバイスがついてる。

 

で、こんだけペンが使えるとなると、待望のデジ絵制作への期待も高まるというもの。

わくドキしながらアイビスペイントをインストール。

 

play.google.com

 

この、アイビスがインストールできるという事実に先ず感動。しつこいようだがChromeOSがAndroidアプリに対応してくれたの本当に有難い。

 

結果、誤解を恐れずに言うと500eが液タブになった。凄い。全然描ける。C300Mのときには考えられなかったデジタルお絵かき環境がこれ1台で整ってしまった。

いうても私はただの素人だし同人活動をしているわけでもなく単に趣味でファンアート描きたいな〜くらいのレベルなのでこれで全然間に合う、というか、多分もっと絵が上手い人、もっとアイビスの機能を使いこなしている人なら私なんかよりよっぽどChromebook 1台でなんでもこなしてしまうのではないだろうかと思う。

 

最近Wacomの板タブがAndroidスマホに対応したらしいので、もしかしたら板タブ挿しても使えるのかも? ただ500e付属のスタイラスペンで画面に直描きで全然ふつうに描けるので今のところ必要性は感じていない。

500eの商品ページやレビューを眺めていただけの頃は、こんな細いペンで果たして絵が描けるんだろうか…とか、ペン先と画面の視差って気にならないんだろうか…とか、板タブしか使ったことないけど「手が邪魔」みたいなことにならないんだろうか…とか、無駄に色々心配したものだが全て杞憂だった。全然描ける。世の神絵師の方々が「iPadとApplePencilでお絵かきするの最高〜!」と仰っているのを自分も疑似体験できたような気にさえなっている。文明が凄い。

ペンの大きさも実際持ってみると私の場合とくに小さすぎる細すぎるということはないし、むしろとても軽いので腕力がなくてもずっと持ってても疲れないし、本体に収納場所があるので保管場所に困ったり失くしてしまったりということもないし、筆圧感知も4096段階と十分すぎるほどだし(私には宝の持ち腐れ…)、充電も必要ないので本体の電池が生きている限りは完全ワイヤレス状態で時間を気にせず描き続けられる。家庭内ノマド絵師になれる。

細かいことを言うなら、アイビスのパームリジェクションの設定の部分がグレーアウトされててオンにできず、ペンを画面に置くまでは手の方に反応してしまうので、所謂2本指グローブなんかがあるとさらに快適になるのではと思う。今度買ってみようかな。

 

 

あとこれだけ褒めたけどひとつ不満があるとしたら、500eのスタイラスペン、収納穴にガッチリはまりすぎてて取り出しがめちゃくちゃ固いという点だけ…。

取り出そうとする度に爪が折れるんじゃないかというくらいの負荷がかかるので、再び収納するのがちょっと躊躇われる。一番はじめはあまりにも固いから、もしかしてスタイラスペン無しバージョンが間違って届いた(穴が埋められてる)のでは…?と疑ってしまったほどに固い。簡単に抜けて失くしてしまわないようにという配慮なのかもしれないし個体差なのかもしれないけれども…使ってるうちに多少緩くなっていくといいな…。

 

それと、これからガンガンお絵かきに使っていくとしたら将来的に替え芯が買えるのか否かが気になるところだが、調べてみたらペンのみ単体でLenovoのネットショップで買えるようなので一先ず安心した(替え芯は無さそう?)。

 

www.lenovo.com

 

今回はとにかく「5万円前後の価格帯のスタイラスペン付きの2 in 1」というのが譲れないところだったので、デザインについては最初から諦めていた。欲を言えば最近発表されたPixelbook Goみたいなオシャレ外観だったら最高だったなとは思う。

 

www.gizmodo.jp

 

とはいえ今のところとにかく使い勝手がよすぎてずっと使っているのでガワをじっくり眺めるような機会がなくとくに気にはなっていない。最悪スキンシールでも貼ろうかなという気持ち。

 

駄目押しでもうひとつ欲を言うならキーボードにバックライトがついていたらもう本当に最高だったなあと思う。寝床で落描きはできたので、さらに寝床でブログ執筆ができたらなーという(パソコンは部屋を明るくして使いましょう)。

 

500eの特長のひとつに(教育現場での使用を前提とした)物理的な強度が挙げられていて、私はパソコンを家のなか以外で使う予定がないのであまり関係のない話だと思っていたのだけれども、現実に寝床で6時間ぶっ続けで絵を描いてそのまま寝落ちして添い寝(?)してしまったりしているので、丈夫でよかったのかもなと思い直している。

先代のC300Mはキーボードの隅を掴んで持ち上げるとかするとたわんだり、気づいたらトラックパッドに傷が入っていたりと強度的にはちょっと心配になってしまうようなところがあったが、500eは流石に強度を売りのひとつとしているだけあって端を摘んで持ち上げても一切たわまない。最悪枕にして寝てしまっても大丈夫かもくらいの安心感がある。

椅子に座った状態で膝の上でタイピングするにもこの剛性が一役買うようで安定感がC300Mとは段違い。

タッチパネルになっている画面も、これだけ毎日ベタベタ触っていても指紋が目立つ感じもないし爪が当たってしまったときにも傷つく様子もないので安心して触れている。どういう技術なんだろう。凄い。

 

タッチパネル、ペン、強度ともう既に十分すぎるほどの使い勝手のよさなのだがさらにAndroidアプリを使ってより快適なChromebook生活を送るべくあれこれ試したりもしている。

 

とりあえず、何を置いてもツイッター

ブラウザ版がとにかく使いづらいので(すみません)、C300MではTweetDeckを使っていたが、

 

tweetdeck.twitter.com

 

500eでは今のところ、ツイッター公式Androidアプリが一番使い勝手がいいように思う。

 

play.google.com

 

Deckは複数アカウントのTLやリストなんかを一緒に並べて眺められるので便利ではあるのだけど、自分がツイートしたりRTしたりと能動的な使い方をしようとするとちょっと動作が重くて思ったように動いてくれずやきもきしてしまって、ずっと代替手段がないものかと思っていた。

普段スマホではfeatherとiOS版公式アプリを併用していてこれらのUIや動作のサクサク感?ぬるぬる感?がほぼ理想なのだが、featherは残念ながらAndroid版が存在しない。

 

apps.apple.com

 

そんなわけでスマホと同じ感覚で扱えるAndroid版公式アプリがなんやかんやで総合的には一番使いやすいかなと思う。今後Android版にiOS版と同じ、スワイプによるリスト切替え機能が実装されたらもっと使いやすくなりそう。

文字サイズの設定が端末依存ぽくてめちゃくちゃでかいのは気になるけど、普段の使い方は「TLを眺める」というよりは「ひとりで只管ツイートを投下する」だけなので、これは公式アプリで。TweetDeckは一旦シェルフからは退場してもらったけれども、これからも複数TLを同時に眺めたいときや予約投稿が必要なときなど部分的には使うと思う。

 

動画系は、サービス毎に相性があるようでブラウザ版がいいものとアプリ版がいいものとがある感じ。基本的にはブラウザ版を試してから、駄目だったらアプリをインストールするようにしている。今のところそのどちらかで必ず観れているのでやはりAndroidアプリ対応は大きいなあと思う(C300Mはアプリ非対応だったのでブラウザ版で観れなかったらそのまま諦めるしかなかった)。

 

ついでに、500eは画面側が360度回転するので(これも凄い…)、動画視聴の際はテント型にして立てて観ても快適だし、観ながら実況したいときなんかはノートPC型のままでも当然いい。

漫画を読むときなどは360度回転してタブレットモードにすると電子書籍リーダーのように使えて便利。画面はきれいだし、ピンチイン・アウトによる拡大縮小もとてもスムーズ。

 

Lenovo 500e、今のところ総じて「凄いものを手に入れてしまった」感が強い。未来、とまではいかないまでも「現代の粋を集めたガジェット」という印象。

C300Mを使っている間も「ChromeOS最高〜!」と思ってはいたが、そこにタッチパネルとスタイラスペンとAndroidアプリが加わるだけでこんなにもできることの幅が広がるものなのかと驚くばかりだ。多分これはスマホでもタブレットPCでもChromeOS以外の2 in 1でも(私の場合は)駄目で、「2 in 1のスタイラスペン付きのChromebook」を選んだのは正解だったと、少なくとも今は心底思っている。

500eにできないことってあるんだろうか。少なくとも私の使い方では足りないものがない。こんな凄いものが数万円で手に入ってしまう世の中…。そして現時点での最新(に近い)Chromebookがこれなら、今度またこの500eの自動更新の有効期限が切れるころの最新Chromebookは果たしてどう進化しているのか想像もつかない…。

 

ちなみに、前回の記事に書いたC300Mの不満な点、

「終了の度に輝度の設定がリセットされて毎回かなりの明るさで起動するところ」と、「たたんだ状態からディスプレイ側を開けただけで起動してしまう(所謂オープンパワーオンがデフォになっていて変更できない)ところ」

については、残念ながら500eも同じだった。Chromebookに共通の仕様なのか。でもまあ長年C300Mと付き合ってきて慣れたところではあるので、今まで通りでやっていくつもりだ。

ただ、C300Mでは電源キー(?)だったキーが500eではロックキー(?)になっていて、「本体オープンと同時に自動的に電源オン→一旦電源オフ」しさえすればキーボードを除菌シートでガシガシ拭けるので、これも若干楽になったような気もする(C300Mのキーボードは、先ず電源キーだけ避けて拭いてから最後の最後に電源キーを拭き押して電源オンしてた)。

その電源キーの代わりなのか500eにはタブレットモード時にも押せる本体横の位置に電源ボタン(と音量調整ボタンも)があり、電源on中はその電源ボタンが白く光るのが地味にかっこいい(し、音量調整ボタンがサイドにも付いているのは動画観ているときなどにノールックで音量調整できて便利)。

 

そんなわけで、これが初めてLenovo 500eで書いた記事。

余程のことがない限りまた自動更新ポリシーの有効期限が切れるまで使い倒したいと思っているので、それまで元気でいてくれることを願うばかりだ。