或る生活

ライフログ的なもの

ガスールを1年間使い続けて変わったことと変わらなかったこと(と、最近の使い方)

ガスールと出会って1年。

きっと一生恨みながら生きていかなければならないものと思っていた自分の肌と上手く付き合っていけるようになって、本当に本当に感謝している。

 

kwrgrnm.hatenablog.com

 

この1年、ガスールを使うようになって変わったことと変わらなかったことについての記録(ついでに最近の使い方についても)。

 

 

変わったこと

肌しっとり

ガスールのミネラル分のおかげなのか洗顔料をやめた影響なのかは解らないが、冬場や花粉の時期に粉を吹いてベースメイクが全然乗らないというようなことがなくなった。感激しているし大変嬉しい。

 

脂漏性湿疹との付き合い方

これは先の「肌しっとり」の副産物というか、今までは「とにかく乾燥するから保湿系のベースメイク!」とか「スキンケアにオイル使い!」とか、いま思えば脂漏性湿疹の肌にとっては必要以上の油分を乗せてしまっていたのがよくなかったんだろうなと思う。肌がしっとりするようになったことによって必要最小限の保湿ケアで済ませられるので余計なものを足さなくなった→脂漏性湿疹が悪化しなくなった、という感じ。

 

肌がくすみにくくなった

ガスール洗顔するようになる前の肌の状態が最早思い出せないが(そのくらいガスールのおかげで毎日肌の調子がいい)、初めて使ったときの「何この透明感…!?」という驚きと感動は忘れないでいたい。

 

毛穴汚れを忘れた

流石に生きた人間なので毛穴自体がなくなるわけではないので角栓は日々生成されるものの、毎日ガスールによってその表面の汚れが適度に取り除かれるからなのか、角栓ができても黒ずんで目立つほどの暇がない(常に更新されている)のだと思う(そもそも角栓というのは開いた毛穴を塞ぐためのカサブタのような役割をしているものらしいので個人的に完全に除去しなきゃとまでは思ってはいないが、古い汚れが取り除かれないままだと黒ずみやニキビの原因になりそうなので、日々きれいな状態を保つのが大事なのかなと思う)。

 

ニキビができにくく…?

これもガスールの直接的な効果というよりは、やはり強すぎる洗顔料をやめたこと、余計なスキンケアをやめたこと、乾燥や毛穴汚れがマシになってきたことなどが理由なのではないかと思っている。あんまりできなくなったし、できても治りが早い。

最早ガスールに出会う前のことは思い出せないレベル。とはいえ数年前の写真などを見ると常に顔全体が真っ赤ででこぼこしているので「随分変わったんだなあ」としみじみ思う。 

10代の頃から思春期ニキビに悩まされていたし、それでも「ハタチ過ぎたらニキビもできなくなるよ〜」と大人たちに言われ続けて育ったのに実際にハタチを過ぎても余裕でニキビだらけの顔をしていたのでこれはもう一生付き合っていかなくてはならないものなんだと覚悟していたくらいなのだが、ガスール、my dear。。。。本当にもう私にとってガスールはお守りのような存在。

 

汗が臭わなくなったかも…?

以前なら夏場などで大量に汗をかいたあと、エアコンで冷えて汗が引いたときなどに自分から汗の臭いっぽいものを感じたことがあったのだが、この1年は一度もそういうことがなかった。

これが本当にガスールによるものなのかどうかは解らないが、他に対策をしていたわけでもないので「かもしれない…」となっているところ(思えばニオイ対策系のボディソープも「泥」が主成分のものが多い印象なので、泥せっけんには臭いを除去するような働きもあるのだろうか…?)。

 

スキンケア用品や化粧品の選び方が変わった

以前は、バズった口コミや魔法のような謳い文句、イメージキャラクターの女優さんなんかの外面的な要素につられて、成分や肌質による向き不向きなども確認せずに化粧品を手当たり次第に買い漁ってはよく失敗していたのだが、ガスールとの相性が劇的によかったおかげで、「とにかく自分の肌に合っているかどうか」という視点でスキンケア用品や化粧品を選べるようになった。

具体的には、

  • 成分表や、自分と似た肌質の人のレビューを確認する
  • すぐに現品サイズを買わずにカウンターでのタッチアップやトライアルサイズでしばらく様子を見る

という、いま考えると当たり前すぎる技を覚えられた。これも私にとっては大きな収穫。

 

お風呂の時間が短くなった

ガスールと出会うまでは、お風呂場であれもこれもと色々なことをしていたのだが(髪を洗ったらボディソープで身体洗ってスクラブで角質落として、洗顔料と洗顔ブラシで顔洗って酵素洗顔やらパックやら、みたいな)、今ではほぼ「髪洗ったら顔と身体にガスール塗って流して終了」なので、それまでは下手したら1時間くらいかかっていたお風呂の時間が30分くらいで済むようになった。だから何だという話だけど、その分の時間を他に回したりできるので私としてはいいことのような気がする(あとめちゃくちゃ個人的な話ではあるんだけど重度の低血圧でシャワー浴のみでも長くなると脳貧血で失神することがあるので短く済ませられると安心)。

 

お風呂グッズが減った

お風呂の時間が短くなったのと似たような話だが、ガスールと出会うまでは毎回お風呂場にボディソープ、洗顔料、洗顔ブラシ、シェービングクリーム、スクラブ、所謂スペシャルケア用品(酵素洗顔料やパックなど)と色々なものを持ち込んでいたのだが、今ではガスールだけでほぼ済むようになった(全てガスールで代用できる)。

ブラシなどは定期的に漂白したり買い替えたりメンテも大変だったので、本当にお風呂まわりは色々楽になったなあと思う。

 

お風呂場の床のピンク汚れが減った…?

これはとくに実験などはしていないので、なんとなくそんな気がする、というレベルなのだが、ガスールを使いはじめてからお風呂場の床のピンク汚れの発生頻度が減ったような、気がする。毎日ガスールが床を流れるときに汚れを持っていってくれるとかいうことがあるのだろうか…?

 

スキンケアがシンプルになった

シンプルなスキンケアが良いとか悪いとかではなくて、少なくとも私にとっては良いことだったのだと思う。

ガスールと出会うまではとにかく、ニキビに効くと謳われた洗顔料で時間をかけて洗顔をしそれに加えて定期的にスクラブを使ってみたり酵素洗顔をしてみたり、スキンケアもニキビや肌荒れに効くというものを数種類重ねて使ったり、導入美容液+化粧水+シートパック with シリコンマスク+乳液でべちょべちょに保湿してみたり、「時間をかけて」「多くの種類のものを」「与える」ばかりで、それでいて良い効果が出ないとさらに何かを足していくという、「加える」ことばかりを考えていたものだったけれども、ガスールに出会ってガスールひとつでくすみ・乾燥・毛穴問題の対策ができ結果アイテムの数が減らせたことで、実は自分にとっては「最小限の時間で」「最小限のものを」使う方が肌の調子を保てることに気づけた。

というのも、最初の頃はガスールのことをいまいち信用しきれず洗顔料と併用していたのだが、そのうちガスールだけでも十分そうだなと思いきって洗顔料を使うのを辞めたら、それまでポツポツとできていたニキビもできなくなったのだ。どうやら私にとっては洗顔料すら過ぎたるものだったらしい…。

それと、ガスールを愛用するにあたりよく覗くようになったナイアードさんの公式ツイッターで、「乾燥する時期のガスール洗顔は30秒以内に洗い流す」というようなことが書かれているのを見て「30秒でいいの!?」と目から鱗が落ちたことがあり、それまで私はスキンケアについては時間をかければかけるほどいいだろうくらいのことしか考えていなかったので、この考え方に出会えたことも大きな収穫だった。

 

 

それ以来、どうしても(気持ち的に)今日は洗顔に石鹸も使いたいなーというとき(生理前で皮脂がドロドロしているなと感じるときなんか)も、絶対にだらだら洗わず「泡をつけたら3秒で流す」くらいの使い方でなんとか肌荒れせずに済んでいる。

とにかく私の場合は多くのものを与えるよりも「良くも悪くも刺激を避ける」ことが大事なのだなということに気づけたのもガスールのおかげだ。

 

 

変わっていないこと

ガスールと出会ってこの1年で変わったことはとても多いが、意外と「変わらなかったこと」もあるのでそれについても。

 

生理前の肌荒れは相変わらず

PMSの(ホルモンバランスの乱れによる)肌荒れには太刀打ち相変わらずなので、生理前の1〜2週間はイソフラボンのサプリが欠かせない。実際に1ヶ月イソフラボンサプリをお休みしてガスール洗顔だけでどうなるか実験してみたけどやっぱり顎のあたりにポツポツとニキビができてしまった(それでもだいぶマシになった…)。

 

お風呂グッズは減ったが髪まわりと石鹸は手放せてない

ガスールは洗髪にも使えるということで試してみたことがあるのだが、私は残念ながら髪質が合わなかったらしくバリバリのバキバキの静電気まみれになってしまって、翌日から慌ててふつうのシャンプーに戻しても数日バリバリの状態が続いてしまった(それ以来、ガスール洗顔するときも髪にだけは絶対つけないように気をつけている)ので、シャンプーとコンディショナーは相変わらず市販のふつうのものを使っている。

それと、ピアス穴と足洗い用に石鹸も変わらず使っている。

ピアス穴の洗浄にガスールを使うと、ガスール特有の「うるおい仕上げ!」みたいなのがアダになるらしく、いつまでもしっとりしていて臭いが発生してしまったので、すぐに石鹸洗いに戻した。

それと私は足の指や爪などの細かい部分を洗うのにブラシを使っていて(他は全身てのひら洗い)、それにガスールを使うとブラシにガスールが絡んで洗うのが大変なので、足も変わらず石鹸で洗っている(ただし石鹸+ブラシで洗ったあとにはリンス的にガスールをつけて流す)。

 

メイクは厚めのまま

ガスールのおかげで肌の調子がよくなって日焼け止めにパウダーのみという薄化粧で過ごしていた時期もあるが、私の敏感肌の場合どうやら「薄化粧=薄バリア」ということになってしまうらしく、その状態で外出すると花粉やPM2.5や黄砂や埃などなどの影響で肌荒れしてしまった。

ので、結局未だに外に出るときは日焼け止め(or 化粧下地)+ファンデーション+パウダーと薄い層をいくつも重ねて物理的なバリアとしている。

素肌がきれいでも無論気分は上がるが、やはりファンデーションを使うとちょっと人工的なくらいに鉄壁っぽい肌に見えて、それはそれで楽しいので問題なし。

 

今のところ思いつくのがこれくらいなので今日のところは一旦〆。また思いついたら加筆していきたい。

 

最近の使い方

最後に、1年使い続けてやっと安定してきた具体的な使い方についても改めて記録。

 

用意するもの

  • ガスール(固形) … 6欠けくらい
  • 水 … 大さじ1前後

※私はガスールは固形派。粉末タイプは粉末タイプで溶かしたときにガスール特有のなめらかさが際立つので好きなのだが利便性を優先して普段づかいには固形(あと固形の方が若干お安い)

※6欠けくらい、と書きはしたものの実際には欠片の大きさがかなりまちまちなので、2欠けくらいで十分なときもあれば15欠けくらい必要なときもある。水の量に対して大体これくらい、というのを好みに応じてなんとなくでも覚えておくと毎日同じような質感のペーストにできてよい

※あまり神経質にならなくても「今日はかためだな〜」とか「ゆるめだな〜」とかも変化があって楽しいのでそれはそれで

※ただし水が少なすぎるとガスールが固まってしまって溶け残りができてしまうので私は「ややゆるめになるかな?」ぐらいの量を意識してます

ガスールの保存容器として「蓋が立つタッパー(正式名称不明)」(100円ショップで購入)、水の計量&ガスールを溶かすための器には「上から見える計量カップ ミニ(同じく)」(同じく)を使用。蓋が大きく開きそのまま固定できるタッパーは欠片を選んで取り出すのが楽で、ミニ計量カップは水の量も計れるしそのまま器として使える(し、使い終わったら洗って取っ手部分で吊るして乾かしておけばいい)のでとても便利

 

手順

  1. 脱衣所で服を脱ぐ前にガスールを準備してからお風呂場へ
  2. メイクをしている場合はメイクを落とす
  3. 洗髪して、髪をしっかり上げる
    ※髪にガスールがつかないように
  4. 石鹸洗いする箇所を洗う
    ※ピアス穴、背中や胸など皮脂分泌の多い箇所、ブラシで洗う足の指や爪
  5. 石鹸をしっかりすすいだら先ず顔(耳を除く)にガスールペーストの1/3ほどを塗り、残りを薄く首→背中→胸→膝下→太腿→お尻→腹→二の腕→肘下(手まで)→足の順で塗る
    ※皮脂分泌量が多いもしくは角質の溜まり易い箇所→皮脂分泌量が少ない(乾燥しがち)な箇所、の順(個人的見解)
    ※ただし足(の裏)はガスールを塗ると滑り易くなって危ないので絶対に最後
  6. 改めて顔のガスールを軽くマッサージする感じでくるくるしてから顔→全身とガスールを一気に流す
    ※どうしても顔の乾燥が気になる時期は、顔に塗って流す→身体に塗って流す(顔にガスールを長く置かないようにする)
  7. お風呂場から出たらタオルで軽く水気を拭いて、すぐ顔には化粧水、身体には化粧水とボディミルクで保湿

 

以上。