或る生活

ライフログ的なもの

ハーブティーという選択肢

元々お茶や水を日常的によく飲む方で、とくに緑茶はちょこちょこ急須で淹れては飲んでいたのだが、最近胃弱が極まってしまったのかその緑茶が飲めなくなってしまった。

紅茶や烏龍茶やコーヒーを飲むと吐き気を催すのはもう数年前からのことだが、とうとう緑茶もだめになってしまったのか…と悲しみは深い。

こうなるともう毎日気軽に淹れて飲める飲み物がなくなってしまって、まあ白湯でもいいのだが、何かしら味と香りのあるものが飲みたいなあさてどうしよう、と思っていた時期に出会ったのが、ハーブティーだった。

 

ある日、街をぶらぶら歩いていたら南阿蘇ティーハウスというハーブティーのお店が目に飛び込んできた。

 

kumamotokeiwa.com

 

ハーブティーというと、小さい頃に両親が飲んでいたのを少し貰って飲んで、なんとなく当時は「苦手だ」と思った覚えがあるなあくらいの認識だったのだが、お店を覗いてみると実はハーブティーにも色々、というかかなりの種類があり、なかにはふつうのお茶感覚でゴクゴク飲める味わいのものもあるらしい。

それじゃあ、ということで試しに飲んでみて、以来お茶代わりに毎日飲んでいるのが「365DAYS HERB」というブレンドハーブティー

ルイボスティーベースで、食事のときに飲んでもおやつのときに飲んでもほぼ違和感なく美味しく飲むことができる。

 

kumamotokeiwa.com

 

もうひとつ、「26TEA」というブレンドもあり、そちらの方がより一般的なお茶っぽい味わいらしく気になってはいるのだが、原材料に黒大豆やはと麦が含まれているので一応避けている(豆乳やはと麦茶で口腔アレルギーらしき症状が出るので…)。そのうちティーバッグタイプのものを買って少量から試してみようかな…。大丈夫だったら選択肢も増えるし嬉しい。

 

kumamotokeiwa.com

 

そんなこんなで「365DAYS HERB」を飲むようになって数ヶ月したころ、店員さんに常連認定されたのか「いつも同じお茶で大丈夫ですか?」というような感じで声を掛けられた。

たしかに店頭には色んな種類のブレンド茶葉が並んでいるのにいつもそれらを完全に無視していつもと同じ茶葉のコーナーに直進しそればっかり買って帰るだけでは勿体無い気もしたし、折しもそのころ、こめかみあたりの皮膚がなんとなくぶよぶよしているのが気になっていて、調べたらどうもその一因はむくみの可能性があり、且つ頭部のむくみは片頭痛の原因にもなり得るというような万年頭痛持ちとしては無視できない知識をネットで仕入れていたので、「じゃあ何か、むくみに効くようなブレンドはありますか…?」とお尋ねしたところ、「のんびりリラックス」というブレンドを教えていただいた。

 

kumamotokeiwa.com

 

ブレンド内容

アップル、ローズヒップ、ハニーブッシュ、ハイビスカス、リンデン、ダンデリオン、ステビアリーフ、マローブルー、香料

 

名前だけ聞いたらこれがむくみに効くの?という印象を受けるが、たしかにローズヒップやハイビスカス、ダンデリオンなど一般にむくみに効くとして有名なハーブが入っている。 

じゃあそれを、とその日はいつもの茶葉と一緒にこの茶葉も買って帰った。

 

むくみといえば、こめかみのぶよぶよもそうなのだが、私は外食をするなどして塩分を摂りすぎると翌朝起きたときにむくみで顔がパンパンに腫れる体質だ。

ちょうどその日は街歩きをしながら外食をした日だったので、物は試しということで夜に「のんびりリラックス」を飲んでみた。

食後に飲んだのだが、その後寝るまでの間にトイレの回数が普段の3倍くらいに増えて驚いた。

そして翌朝起きてさらにびっくり、顔が腫れてない!

嘘みたいだが本当の話なので余計にびっくりだ。

その日ハーブティーの他には別段むくみを軽減するようなことはしていないので多分本当にハーブティーのチカラなのだと思う。

 

実際その後も外食した日や宅配ピザを食べた日など塩を摂りすぎたなと思われる日には寝る前にこのブレンドを飲み、翌朝顔がパンパンじゃないことに何度も感動している。

そんなわけで、このブレンドはお守りとしてリーフで常備している。

味と香りは、ちょっと酸味のある葡萄フレーバーという感じ。甘みが強いので食事時にはあまり合わない気がするが、単体で飲むぶんにはふつうに美味しい。

  

そうして「365DAYS HERB」と、たまに「のんびりリラックス」を買うために店舗に通っていると、そのうちまた店員さんに、「このブレンドもむくみにいいですよ」と教えていただいたのが「美ライン」というブレンド

 

kumamotokeiwa.com

 

ブレンド内容

ルイボス、ハニーブッシュ、リンデン、生姜、マリーゴールドフェンネルステビアリーフ、香料

 

こちらは、ちょっと生姜の香りがする甘いアップルティーのような味わい。

実際購入して飲んでみて、むくみにも効いているようだったが、個人的に生姜の香り+甘い食べ物や飲み物が苦手なので(薬味としての生姜は好き)、こちらは「のんびりリラックス」ほど頻繁には飲んでいない。でも色々なブレンドを持っていると選ぶ楽しみもあるし、気分を変えられていい。

 

他にも色んなブレンド茶がありそれぞれ味や香りや目的が違うので気にはなっているのだが、今のところむくみへの作用が嬉しすぎてまだ他のブレンドには手を出せていない(日常的に飲んでいるのは「365DAYS HERB」だし)。

あとは、月ごとに限定の茶葉のティーバッグが販売されるので、それも好みに合いそうなら時々買って飲んだりしている。ただ私はお茶を1回で結構たっぷり淹れて飲むので、ティーバッグだと150mlぶんしか淹れられなくて物足りないのでよっぽど興味があるときしか買わないかな。

 

緑茶、烏龍茶、紅茶、ジャスミンティー等々、好きで日常的に飲んでいたお茶がどんどん飲めなくなる、というか飲めるのは飲めるけど飲むと必ず胃痛&吐くようになってしまって悲しかったが、ハーブティーという選択肢が残されていてよかった…。未だに「ローソンに白桃烏龍茶と白葡萄ジャスミンティー登場!」みたいな告知を見つけては飲みたい〜〜となったりはするけど(未練)…。

しかし見渡せば世界には多くのお茶的な飲み物が存在していることにも気づけたので、いずれハーブティーがだめになっても諦めずにそういったものを探求していこうと思っている。今のところハーブティーに加えてルイボスティーとほうじ茶は飲めるので、じゅうぶんといえばじゅうぶんだ。

iPhone SEからiPhone SEに機種変しました

無事に先日の宣言どおりSEからSEへの機種変更が完了した。

 

kwrgrnm.hatenablog.com

 

4月中旬に注文して、5月初旬に手元に届いたiPhone SE 第2世代(以下「新SE」)。

1週間ほど使ってみての感想等々。

 

第一印象、「でかい」「重い」「つるつる」。

これまで使ってきたiPhoneは5sとSE 第1世代(以下「旧SE」)で、両方ともディスプレイサイズは4インチ、重さは約110gで、サイドが角張ったデザインだった。

対して新SEは、ディスプレイサイズが4.7インチ、重さ約150g、角のない丸みを帯びたデザイン。初めて手にとってみたときに思ったのは、「でかい!」「重い!」「つるつる!」だった。

発売前に数字だけ見ていたときには、「ひと回り大きいくらいかな」、「40g差なら100円玉8枚ぶんくらいか」などと軽く考えていたが、実際の体感ではふた回りは大きいし、片手で扱おうとすると手首をやられそうなくらいにはずっしりと重い(※個人の感想です)。

 

正直(旧SEファンは皆さんそうだろうと思うが)、スマホのデザインに求める大きなポイントは「片手で扱えるサイズ感と軽さ」なので、この度旧SEが壊れたりしなければ、もしくはまだ旧SEがApple Storeで売っていれば、敢えてこの大きくて重い新SEを買うことはなかったと思う。

しかし残念ながら現実に私の旧SEは轢かれてボロボロだし、もうApple Storeで旧SEを買うこともできないので、一応SEの名が付いた新SEを買うより他なかったのだった。

モノは全然違っても、もう「iPhone SE」という名前自体に愛着が生まれてしまっているというところがある。

 

新SE、数日使ってみて、やはりどう頑張っても大きいし重い。長く片手でいじっていると手首やら腕の筋が痛くなってくるので、これを機にスマホ依存を脱するか、筋トレなどをして新SEに見合う程度の筋肉をつけるか、大人しく両手で持って操作するかしかなさそうだ。

幸い、「厚み」は旧SEとほぼ変わらないことと、角のない丸っこいデザインのおかげか、手にフィットする感じはむしろ旧SEよりも強い。例えるなら旧SEは「手にすっぽり収まる」、新SEは「手にフィットする」という感じ。

なので新SEも、大きくて重いけれども、もうどうしようもなく毎日落としまくってしまいそう、みたいなことはない。まあこれについては、両面に貼っているちょっと吸着感のある保護フィルムと、背面に装着しているスマホリングのおかげもあるかもしれない(スマホ絶対落としたくないマン)。

 

中身は旧SEからするとめちゃくちゃスペックアップしているという話だが、私の場合は旧SEの時点で既にそこまで不便を感じていなかったので、今のところ「旧SEと比べてめちゃくちゃ使い易い!」とかの大きな感動はない。

それでも、「アプリが突然落ちる」とか「ときどきキーボードがフリーズする」といった細々とした不具合がなくなったのはやはり嬉しい。

「劇的に便利になった」というよりは、「ちょっと不便だなと思うことが減った」という感じ。スマホは今や生活に溶け込んだ日用品みたいなものなので、大きな進化とかよりはそういうちょっとしたことの方が大事なのかもしれない。

 

旧SEと比べたときに、「えっ何これ凄い…」となったのは意外とスピーカーだ。

丁度タイミング的に、とうらぶの新実装男士・古今伝授の太刀さん(CV: 平川大輔さん)の近侍ボイスを旧SEと新SEの両方で聞くことになったのだが、旧SE(やChromebook Lenovo 500e)のスピーカーでは聞こえていなかった、古今さんの吐息や息遣いまでもが突然聞こえるようになり「!?」となった。

なんというか、旧SEと比べて音質がよりクリア且つよりソフトな感じになっている。

旧SEでは、音量を最低にしていても音自体がどこか尖っているというか、耳に障ってうるさい感覚があったのだが、そういうのがなくなった。新SEの音質に慣れてから改めて旧SEのスピーカー音を聞くと、「おもちゃっぽいな」と感じる。

初日の夜に旧SEと同じ感覚でアラームを設定しておいたら、翌朝鳴ったときに音がクリアすぎてめちゃくちゃびっくりして飛び起きたほどだ。

着信音量も、最低に設定していても(旧SEと比べると)「音でっっか」となるレベル(私はそもそもiPhoneを24時間365日「おやすみモード」で使っているのでこの辺はあまり関係ないのだが)。

おかげで動画や音楽の音がイヤホンなしでも格段に聞き取り易くなった。元々スマホの本体スピーカーにそこまでのスペックを求めていなかったので、「こんなところまで進化するのか…」と驚くとともに感動している。

 

スピーカーの話、と来たら次はイヤホンの話かなと思うので、この流れでイヤホンの話をする。

新SEが手元に届き、AppleのCMよろしくワクドキで箱を開封したとき、「Lightning接続のイヤホン」が同梱されていたのにはとても驚いた。

巷では未だに「イヤホンジャック過激派」みたいな言葉が散見されるあたり、すっかり有線イヤホンというのはiPhoneから切り離された文化だと思っていたからだ。

「あれっ、新SEイヤホンジャックなくなったって話なのにイヤホンが同梱されてる…?」「うわーーこれLightning端子に挿すやつだ!!」という二段階の衝撃。

調べたところによると、iPhone付属のイヤホンがLightning用のものに変わってから既に数年は経っているらしい。ここ数年旧SEしか目に入っていなかった私はすっかり浦島太郎状態である。

ただ、私は既に旧SEの頃からAirPodsユーザーなので(無線イヤホンの楽さは素晴らしい)、「新SEにはイヤホンジャックがない」とツイッターなどで騒がれていたときも、まあそこまで困ることはないだろうなとは思っていた。 

とはいえ、もうすっかりAppleのなかで有線イヤホンは亡きものになっているものと思い込んでいたので、イヤホンジャックが廃止されても尚iPhoneの箱に有線イヤホンが同梱されていたのは嬉しいサプライズだった(とくに音ゲーで遊ぶときなどはやはり有線イヤホンに限る)。

 

カメラの画質が上がった、というのは素人目にも解るレベル。旧SEの写真データを新SEで見たらガサガサで思わず笑ってしまった。

でも、あの特有のガサガサ感が好きみたいなところもあるので、これがいいことなのか悪いことなのかは一概には言えない。最近のスマホカメラは高画質すぎてちょっと恐怖を感じるような面すらある。

それと、手ブレ補正や露出補正が段違いに進化していて驚いた。たとえば逆光の状態でも、シャッター1タップでサクッときれいな写真が撮れる。凄い。

新機能「ポートレートモード」については、まだ使っていないのでなんとも言えない。この先人物写真を撮る機会があれば、有効に活用できればいいなと思う。

4Kビデオが撮れる、ステレオ録音ができる、という点についても、私は未だ嘗てスマホで動画や音声などを撮ったことがないので、多分凄い機能なのだろうが、なんとも宝の持ち腐れである。

 

防水・防塵機能がついたことは安心要素ではあるものの、そもそもそんな過酷な環境でスマホを使うことは多分ない。

その昔、ガラケーを使っていた頃はわざわざ防水機能のある機種を選んで毎日気軽に水洗いしていたものだが(微潔癖)、それからスマホ全盛の時代がきて、防水機能なんて忘れ去られてしまってからは、私もすっかり水洗いを諦め、除菌シートでこまめに拭くに留めるようになったので、今更スマホを毎日水でじゃぶじゃぶ洗おうという気持ちにはならないだろう。

 

あと、新SEは最近主流になりつつあるフルディスプレイなiPhoneたちと違い、「ホームボタン」がある。

じゃあ旧SEと操作性もそこまで変わらんだろうと思っていたのだが、実際に触ってみてびっっっくり、新SEの「ホームボタン」は「ボタン」であって「ボタン」ではなかったのだ。

的確な言葉で説明するのがむつかしいが、そこにあるのは「ボタン風の凹み」と「センサー」なのだ。

凹み部分に指を当てて力を込めると、静電容量センサーと感圧センサーが「人間がボタンを押した」ことを感知して、「ヴッ」(?)という軽い振動で「ボタンを押した感」を返してくるのである。

だから、たとえば「爪」でホームボタンを「押そう」としても、静電容量センサーが反応しないので「ボタンは押せない」し、「指」であっても「触れる」だけでは感圧センサーが反応しないので、これまた「ボタンは押せない」。

このことに気づいたときは、なんというか、ただただ凄いなと思った。Eテレデザインあ」の「なんやかんや」のコーナーを思い出した。

これも実はiPhone 7から既にずっとそうらしいので、知ってる人からすれば今更なに言ってんだという話なのだろうが、SEからSEへの移行だと大変な変化なのだ。二度目の浦島太郎状態である。

 

ちなみに、「ホームボタンを押した感(振動)」は、設定で「1・2・3」の3種類のなかから好みの感触を選べるようなっている。私は今のところデフォルトの「2」にしているが、飽きたら変えられるのかと思うとちょっと面白い。

新SE、「触覚タッチ」という新機能も搭載されており、ホームボタンを押したときに限らず、何かと「ヴッ」「トッ」「ヴヴッ」という感じでなんかちょっとアナログのボタン操作に近いですよみたいな感触を演出してくるので未だにいちいちビビってしまう。

 

旧SEでのホームボタンの用途は(私の場合は)主に「Touch ID」と「ホーム画面に戻る」だったが、新SEではそれらに加えて「簡易アクセス」も利用している。

「ホームボタンを2回タップ(「押す」ではない)すると画面が下に降りてきて、片手操作でも画面の一番上をタップし易くなる」という機能だ(これもまた的確に説明するのがむつかしいが…)。

 

support.apple.com

 

端末のサイズが大きくなり、片手での操作が困難になってきたために搭載された機能らしい。旧SEを使っているときは全く縁がなかったが(というか多分そもそも非対応)、画面の広い新SEでもどうにか片手で操作を済ませたいなという状況では便利に活用している。

加えて、キーボードを左寄せ or 右寄せすることができるなど、「iPhoneがでかくなっても片手で操作したい勢」への配慮みたいなのは一応ぽつぽつ見られる。

 

support.apple.com

 

とはいえやはり「端末本体が片手サイズである」に勝るものではないので、応急処置レベルかなあとは思う。

新SEは明らかに大きくて重いので、これから長く使っていくなかで「どうにかして片手で操作しよう」と頑張るよりは、「仕方ないから両手で操作しよう」という方向に流れていく気がする(少なくとも私は)。正直簡易アクセスで画面上部が触り易くなっても、対面の端に親指が届かないときは結局両手を使うしかないので…。

 

新SEが届いたその日、開封して電源を入れたら、近くに置いてあった旧SEが反応して、「このまま2つを近くに置いておけばデータ移行が完了します」的なメッセージが表示されたときも大変な驚きだった。

なんとBluetooth接続でデータ移行ができるらしい。ちょっと前までiTunesにバックアップ取ったり有線でパソコンに接続したりしないとデータ移行なんてできなかったよね…?!

 

旧SEと新SEを並べてデータ移行をしている間、同時進行で新SEのセットアップというのか、Touch ID用の指紋を登録したり、Walletの設定を追加したりした。

新SE、旧SEでは非対応だったFeliCaに対応しているのだ。所謂おサイフケータイ的な使い方ができるのである。

Suicaやクレジットカードを登録すると、Touch IDの認証でiPhoneをカード代わりに使えるようになるらしい。便利そう&面白そうだなと思い、一先ずクレジットカードを登録してみた。

前々からクレジットカードって、たとえば瞬間記憶能力者の人なんかがカード表面の数字やら名前やらを見て覚えてしまえばいくらでも使えてしまうんだよな、とビビりながら使っていたので、カード本体を提示しなくてもカードが使えるというのは嬉しい。

しかし最近は外に買い物に出ることもほとんどないので、まだ一度も店舗で使う機会はなく。いつか安心して外でお買い物ができる日がくるといいなと思う。

 

そうこうしている間に20分ほどでデータ移行は完了し、「私は本当に新しい端末を買ったんだっけ?」と疑わしくなるほど旧SEと同じ環境が再現された新SEが完成していた。

一部のメールアプリなどは再ログインの必要があったり、アプリのローカルデータのダウンロードなどは必要だが、スペックアップのおかげなのかそれもほとんど待ち時間なしで終わって、あっという間にいつも通りに使えるようになった。

最早これが当たり前みたいになってるけど、ちょっと前まではほんとにiTunesが必要だったり、アプリには機種変用の引き継ぎコードが必要だったり、なんならデータカードに電話帳データを保存して差し替えて、みたいなこともしていたわけで、技術の進歩というのは凄いなあと毎度感心してしまう。

 

新旧SEを並べて眺めていたときに、画面の色味が微妙に違うことにも驚いた。

新SEは「True Tone」に対応していて、環境に合わせてホワイトバランスを調整し、画面を常に目に優しい色味にしてくれるそうだ。

旧SEではせいぜいNight Shiftで強制的に色味を赤っぽくするとか、自動で調整されるとしても画面の明るさ程度のものだったが、とうとう色味まで自動で調整してくれるのかと。どこまでも至れり尽くせりである。

たった数年でこんなに差がついてしまうということに恐ろしさすら感じる。次に私が買い替えるとき(多分また4・5年後のことだろうが)、そのときiPhoneはいったいどうなってしまっているのだろうか。

 

ファンの愛着も虚しくサイズアップしてしまったSEだが、しかし画面が大きくなったことで色んなものが見易くなったという点は否定できない。

ツイッターひとつとっても、旧SEでは1画面に1ツイート表示できるかできないかくらいだったが、新SEでは1.5ツイートくらいは表示できている。Safariでのブラウジングも、旧SEでは表示される領域が狭すぎてやる気が起きなかったものだが、新SEでは軽い調べ物くらいならそこそこ快適にできる。

 

解像度が上がっている(多分)ことによる画面のきれいさ、みたいなのもなんとなく感じる。

少し前に、長年遊んでいるアプリゲーが「イラストを高画質化しました!」みたいなアプデを加えていて、旧SEでは「ふーん」と思って眺めていたが、多分新SEくらいの解像度があると顕著に差が出てしまったのだろうと思う。実際、旧SEではなめらかに見えていた絵が新SEではガビガビに見えてしまったりしていることもある。

 

ただ、旧SEは(さらさら系の手触りが好みなので)アンチグレアフィルムを貼って使っており、それだけで画面の見易さがやや落ちるため、グレアフィルムを貼って使っている新SEと単純に比べてはいけない気もする。

今回、触り心地の好みを捨ててまで保護フィルムをグレアタイプのものにした理由は、「以前Chromebookを新調したときに画面がアンチグレアからグレアに変わって画質の向上ぶりに感動したから」である。さらさらの手触りも捨て難いが、今回はiPhoneのポテンシャルを活かしてみたくて、とりあえず画面のきれいさを優先してみた。

 

ちなみに選んだフィルムは、前の記事にも書いたが、PDA工房のキズ自己修復保護フィルム(光沢タイプ)の両面セット。

 

item.rakuten.co.jp

 

毎日持ち歩いて使うスマホであるから、日々スクラッチ傷などが入ることは避けられないが、自己修復フィルムを貼っておけば、つるつるの新SEを長くそのままの見た目で使えるかなと期待して買ってみた。

何ってどうも愛機・Chromebook Lenovo 500eのタッチパネルが自己修復タイプ(?)ぽく、フィルムも貼らず毎日指やペンで触りまくっているのに指紋や傷が全然見えないのである。PDA工房の商品ラインナップを眺めていたときに、「キズ自己修復フィルム」という文字を見て、もしかしたらこれは500eの画面に近い素材なのではないだろうかと思ったのだ。

実際にiPhoneに貼ってみると、予想通り500eのタッチパネルに似た、しっとりとして若干吸着感のある手触り。そのためやや指が引っ掛かる感じはあるものの、握ったときのグリップ感が増すので、うっかり滑って落とす、というようなことは減りそうである。

貼るときはきっちり真ん中に合わせないと端が浮いてしまうのだが、シリコン吸着タイプなので貼り直しも簡単で、気泡も入らない(入っても抜くのが簡単)でよかった。

 

で、保護フィルムに加えて、サイドや角をキズや衝撃から守るためのバンパーケースも用意していたのだが、思った以上に新SEのサイズが大きくて、ここにさらにバンパーケースをつけてまたひと回り大きくするのがいやで、数日間は我慢してつけていたものの、結局すぐに外してしまった。

バンパーと干渉しないようにと思い、フィルムは敢えて表示領域ぴったりの小さめサイズのものを選んだのだが、こんなことなら最初から画面全体を覆えるサイズのフィルムにしておけばよかったなと今となっては思う。

いま貼っているフィルムがだめになったらこっちに買い替えたい。

 

item.rakuten.co.jp

 

item.rakuten.co.jp

 

あと、新旧SEで地味に大きく異なる点が、電源ボタンの位置。旧SEは上辺の右側にあるが、新SEは右辺の上部にある。

本体が大きくなったぶん上辺には指が届きづらいだろうから、という配慮なのかもしれないが、こちとら4年間で染み付いた動作はなかなか抜けきらず、未だに日に数回は何もないところを押そうとして「あっ違った」となる。

 

最近、「年内に5G対応のiPhone 12が出るかも」、「しかも旧SEくらいのサイズ感でフルディスプレイのモデルが出るかも」という噂があるようで、私の旧SEがもうちょっと長生きしてくれればそっちを待てたのになあと思ってしまうところだが、このタイミングで新しいSEが発売されたのも何かの縁だろうと思うので、また5年くらいは大事に使っていきたいと思う。その頃にまたiPhoneがどう進化しているかも楽しみだ。

iPhone SEからiPhone SEに機種変します

先日(といっても1ヶ月くらい前)、iPhoneを鞄の中に仕舞うのを億劫がってスカートのポケットに突っ込んでお出かけする→よりにもよってiPhoneを入れた方のポケットに穴が→気づかないうちにそこから滑り落ちていたiPhone→心優しい人が交番に届けてくれたおかげで手元には戻ってきたもののどうやら自転車か何かに踏まれたらしくベコベコに→辛うじて動きはするもののいつ本格的に壊れるか解らない…→そんな折にタイミングよくiPhone SE 第2世代(以下「新SE」)販売の噂が→ちょっと待ってみるか…→なんと実際に新SEの発売発表→ちょっと迷った末に予約、した話(と、1週間くらいあれこれ悩んで選んだ周辺グッズの話も)。

 

4年ほど大事に使っているiPhone SE 第1世代(以下「旧SE」)。最近では珍しくなってしまった、小さめのサイズ感とエッジの直線的なデザインが気に入っている。

旧SEの前にはiPhone 5sを使っていたのだが、ある夏の日のお昼休み、怖い上司の目を逃れるために職場近くの公園に移動して炎天下でフォトカツ(アイカツ!音ゲー)をプレイしていたら突然異常発熱しはじめ、それから一切Wi-Fiを掴まなくなってしまい、修理に持っていってももうどうしようもないと言われたので、ガワが5sとほぼ同じなiPhone SE(旧)に買い替えたのだった(当時発売から半年ほど経っていたと思う)。

 

そんな私の旧SE、今や先述のとおり外装がベコベコになってしまっている。

思えば事の始まりは、出先でふと「スマホがない」ことに気づいたことだった。「もしかして家に忘れてきたかな?」からの「てことは今日1日スマホなしで生活するのか、、ソシャゲやツイッターやれないのは勿論のこと買い物するにもアプリの会員証やポイントカード出せないし何かちょっと疑問に思うことに出くわしてもその場でググれないしetc etc、、(この間0.05秒)でもまあこの時間をずっと家で寝て過ごしてたと思えばいいか(?)、、」と自分のなかで強引に解決(?)し、そのまま1日過ごして帰宅、さてスマホはどこかいな、と探すものの見つからず、あれ、、これはもしや、、と恐る恐るChromebookから「iPhoneを探す」コマンド発動し、地図で現在地を見たら交番にあることが判明し、ああああああ、、という流れだった。

 

その日、着ていたスカートの右のポケットが僅かに破れていることには、実は家を出て5分くらいの時点で気づいてた。しかし穴の大きさは指が3本入るか入らないかくらいのものだったので、まさかこの程度の穴からスマホは落ちないだろう、多分家に忘れてきたのだ、と楽観視して1日過ごしてしまったんだなあ。み●を。

結論をいうと、バッチリその穴からスマホは滑り落ちていたのだった。しかも、家から最寄り駅までの道のりの、かなり早い段階で。

スマホを持ってないことに気づいた時点でなんとなくいやな予感はしていたので、そのときにすぐに引き返してみればよかったのだが、1時間に1本しか来ない電車を逃したくないあまり気づかないふりをしてしまった。田舎暮らしの悲しい習性である。

 

それでもどこぞのお優しい方が、私のiPhoneを拾って交番に届けてくださっていたのは大変に有難いことだった。その日は小雨とはいえ雨も降っていたので、そのまま外に落ちていたら確実に水没していただろう。

交番で本人確認をしたり色んな書類に記入をしたりしながら(落とした理由を訊かれて正直に「ポケットに穴が空いてて…」と答えたときのおまわりさんの「そんなベタなことあるか?」みたいな顔は今でも忘れられない…)、拾ってくれたのはどんな人だろう、月並みだが世の中捨てたもんじゃないな、などと思いながら感謝の気持ちでいっぱいになった。

私も今後、もし道に落ちているスマホに出会ったら絶対に同じように交番に届けようと心に誓った。

 

そのどこぞのお優しい方は、名乗ることもなくお礼も必要ないと言って去られたとのことで、おまわりさんも個人情報保護の観点からその人のことは何ひとつ教えられないとのことだった(し、こちらとしても相手方が名乗っていないのなら別にそれ以上詮索する気もなかった)ので、私はそのままiPhoneを受け取り、ひと安心して帰宅。

 

しかし、家で改めてよくよく確認してみると、本体の背面はベッコベコになってやや湾曲しているし、前面のパネルが僅かに剥がれて横から液晶の中身が見えてしまうし、側面はあちこち傷や凹みだらけだしで、結構なダメージを負っていた。画面のガラスだけ無傷なのが不思議なくらいだった(iPhoneの画面てよくバキバキになってるイメージがある)。これはもしかしたら自転車か何かに轢かれたんだろうなと思われる状態だった。

私は自分でもがっかりするくらい凡庸な人間なので、もし届けてくれた人がイコール轢いた本人だったとしたらそりゃ名乗ることはせんわな、なんて思ってしまったりもしたが、とはいえやはりどう考えても、そこで見捨てずにわざわざ届けてくれたことは有難いことだ(轢いた人と届けた人は別人かもしれんが)。

 

で、そんな状態でも謎にふつうに使えるのでiPhoneのタフさ凄いなとなったのだが、そうはいっても時々挙動がおかしかったり電池減りが異様に早かったりしているので、いつ突然使えなくなるかと思うと恐ろしく、(端末を労る意味で)今までのように四六時中触っているわけにもいかず(スマホ依存症)、最近はまたChromebookに頼りきりになっている。

iPhone(やChromebook)のいいところはデータが全部クラウドにあるので今いきなり何の準備もせずに機種変変更をしても何の問題もなくいつも通りに使えるという点なので、いっそ最新のiPhoneにでも買い換えようか、、でもしかし私はやはりSE(旧)のサイズ感が好きなので、替えるなら新SEの登場を待ちたいんだよなあ、、

 

そんな風になんとなく日々をやり過ごしていたら、嘘、毎日のように「iPhone SE 発表」とかってツイート検索しながら日々悶々としていたら、なんと今月(3月)末に新SEについて何かしらの発表があるかもしれない、という噂がまことしやかに囁かれだした。

何ひとつ確定要素はないが一応待ってみるか、、と3月末を迎え、そのときは案の定何の発表もなく、その後も何回か「新SE発表か!?」の噂に踊らされたりしていたら、なんと4/16に本当に新SEの発売が発表されたのだ。

私の旧SEが轢かれた日から数週間後のことである。こんなタイミングってあるだろうか。

 

なんとなく、外装デザインが今までのSEと違って曲線的だとか、旧SEよりもちょっと大きいとか、妥協しなければならない点もあるようだけれども、正直最近旧SEのサイズでブラウジングしたりすることに限界を感じていたところもあるので(世の中の色んなものがどんどんでかい画面向けに進化していっている感じ)、ここらへんで折れるしかない気もするな…と半ば自分に言い聞かせたりなどもした。

とはいえ私の旧SEは実際もうボロボロでいつ壊れるかも解らないので、どのみち機種変更はしないといけないなということで、(一時は推しが使っているからという理由でXにも興味はあったのだが、やはり「SE」という名前への愛着には抗えず)、とうとう覚悟を決めて先日、予約注文をした。

 

www.apple.com

 

迷った末にカラーは飽きのこなそうなブラック、容量は、4年使った旧SEが64GBのもので使用量が半分弱なのだが、今後技術の進歩が進みアプリの容量が大きくなったり写真の質が上がったりすることを考慮して一応128GBを選んでみた。

 

余談だが、スマホがまともに使えない状況に置かれてみて困ったのは意外と「ブラウザ版が存在しないソシャゲにログインできないこと」と「写真を(気軽に)撮れないこと」だった。

ソシャゲはあれとしても(あれとは)、「携帯電話」が駄目になると「写真が撮れない・編集できない」というのは、よくよく考えると面白い現象だなと思った。本領である筈の電話(通話)については、私は年に数回するかしないかくらいのもんなので全然困らない(スマート「フォン」とは)。

 

カラー選びなど色々迷ってしまって予約開始日より数日遅れて注文したので(優柔不断)、発売日(4/24)を過ぎた今もまだ発送待ちの状態なのだが、既に手に入れている人々のレビューを読んだりしながらワクワクを募らせている。

多少の心配要素があったとしても、やはり新しいガジェットを購入するというのは楽しみの方が勝る。むしろ実際に手に入れて触ってみたらしっくりこなかった、というパターンを考えると、注文を済ませて「待ち」の状態である今が一番楽しいのかもしれない。

 

着いたその日に使えるようにと思い、本体を待っている間に周辺グッズも色々購入した。

ネットショッピングというのは選択肢があまりにも膨大すぎて、ブラウザのタブを40も50も開いて見比べながら数日〜数週間は悩んでしまうので、本来なら東急ハンズやロフトなんかの実店舗に出向き、限られた売り場の中から自分の目的に合ったものを選びたいのだが(それでも数時間は売り場の前をうろうろして悩む)(優柔不断)、時節柄実店舗が軒並み閉まっているので、今回はネットショッピングでがんばった(?)。

 

最終的に購入したのは次の3点。

ESRのアルミバンパー。カラーはブラック。

item.rakuten.co.jp

 

PDA工房のキズ自己修復保護フィルム(光沢タイプ)両面セット。

item.rakuten.co.jp

 

INOVAのダブルスマホリング。カラー・タイプは透明・丸形。

item.rakuten.co.jp

 

バンパーケースで側面を保護し、両面セットの保護フィルムで前面と背面を保護する作戦である(スマホリングを本体に直貼りしないためにも背面フィルムは必須)。

極力ケースなどで着膨れさせたくないが、でも裸で使うのは流石に心配、という観点で厳選したラインナップである。全部選びきるまで1週間くらいかかった(優柔不断)。

 

スマホリングというものを数年前から使っていて、それまでスマホを持つとなると手の筋に変な負荷がかかったり落とし易かったりしたのが全くなくなり、簡単且つ安全に片手でスマホを扱えるようになったので、今ではなくてはならないものになっている。また、横置きで動画を見る際などにはスタンドとしても使えて便利だ。

唯一の欠点は「(背面がデコボコになってしまうので)テーブルなどに水平に置けなくなる」という点だが、水平置きしたいとき、たとえば親指じゃフルコンとれない音ゲーで遊ぶときとかは、下にタオルなんかを敷いて対応している。

 

iPhone 5sを使っていたときも旧SEも、やはり「本体ままのサイズ感でコンパクトに使いたい」という理由から、外装の保護はwraplusのスキンシールに長らくお世話になっていたのだが、

 

wraplus.jp

 

新SEは側面が曲線になっているため硬いスキンシールはやや剥がれ易い、というようなレビューを見かけて成る程な〜と思ったので、今回は方向性を変えることにした。

そんなわけでケース類に関して愛着のあるメーカーとかがとくになく、完全にゼロからのスタートだったので、レビューとかめちゃくちゃ調べなくちゃいけなくてケースひとつ選ぶのにもとても時間がかかったのだった…。

 

選考理由(?)はそれぞれ、

 

ESRのアルミバンパー

  • シンプルなデザイン
  • 本体のサイズや重さをできるだけ変えないコンパクトさ
  • さりげないカメラレンズの保護(レンズ付近のコーナーのみ若干出っ張っていてレンズが地に着きにくくなっている)
  • ワイヤレス充電や電波に干渉しない設計
  • iPhone本体に合わせてカラーはブラック

 

PDA工房のキズ自己修復保護フィルム(光沢タイプ)両面セット

  • 新SEは当初「iPhone 8とガワの設計がほぼ同じ」と言われていたようだが、実際には画面端の曲線具合が僅かに異なるらしく、ガラス系の硬い(曲がりにくい)シートで「iPhone 8対応」としか書いていないものを選ぶと端が浮いてしまうことがある、という話を聞き、ちゃんと「新SE対応」と記載のあるものを選ぼう、と思っていたところに、自社で保護フィルムを製造・直売しているというPDA工房のことを知り、ここのフィルムなら安心できるかなと思い第一候補メーカーに(他の候補はELECOMとかラスタバナナとか)
  • 14種類もある(!)PDA工房のフィルムタイプのうち「キズ自己修復タイプ」を選んだのは消去法で、
    • 今までは操作性を優先してアンチグレアのさらさら系のフィルムを長年使っていたのだがLenovo 500e(Chromebook)を初めて使ったときに「グレア液晶めちゃくちゃ画面きれいに見えるな?!」とショックを受けたので新SEでは操作性より画面のきれいさを優先してみようと思いアンチグレア系は消去
    • 同様に画面のきれいさに影響しそうな要素(覗き見防止やミラー化やブルーライトカット機能など)のあるものは消去
    • で、最終的に「衝撃吸収」「高硬度(9H)」「キズ自己修復」の3択に
    • 経験上スマホに「衝撃」を与えることってあまりないなと思ったので衝撃吸収タイプを消去
    • 残る高硬度(9H)タイプとキズ自己修復タイプの詳細ページに書かれた特徴を見比べたとき、キズ自己修復タイプの方が「指ざわり」が若っっ干「さらさら」に寄っていたので決定(画面きれいでもやっぱり操作性大事)(それに高硬度タイプ選んで画面端に浮き発生したらと思うと怖い)(あとスマホはよくあちこち持ち歩くからか常にスクラッチ傷とか入りがちだしそれが見えなくなるなら嬉しいなと)

 

INOVAのダブルスマホリング

  • 今までは無難にiRingのものを使っていたのだがあれはリング部分の直径が絶妙に自分の手にフィットしないというか、指1本では緩すぎるしかといって2本はぎりぎり入らないという感じでもどかしかったのでそのへんどうにかならないものかと思い色々探していたら、なんと小さめリングが2つ連なったタイプを発見、「これいいのでは…?」となった
  • カラー展開が豊富で悩んだがiPhoneの背面がそのまま見えるといいかなと思い透明のものを選んだ(が貼るときに空気入ったら目立ちそうな気もしてちょっと怖い)
  • 形は四角タイプと丸タイプがあったが商品詳細欄を見たところ丸の方が2gくらい軽かったので丸に(とにかく重くしたくない)

 

ここに至るまでの間、あるときは「リング付きケース」を検討し、

 

search.rakuten.co.jp

 

「でもケース内のリング接着部分がスマホにずっと当たってると痕がつきそうでやだな」と思い却下し、 

スマホベルト」を検討しては「掃除しづらそうだな」で却下(微潔癖)、

 

search.rakuten.co.jp

 

一周回って「手帳型ケース」を検討しては「掃除しづらい&重い&嵩張る&いちいち開くの手間か、、」で却下したりなど、

 

search.rakuten.co.jp

 

あーでもないこーでもないと色々比較したり想像したり、紆余曲折の末やっっっと辿り着いたものたちなので、実際に新SEに装着して使ってみるまではどうなるか解らないが、それなりにフィットしてくれたらいいなと思う。

 

iPhone本体はまだ発送すらされていないものの、ケース・フィルム・リングは既に開封の儀まで済んでいて、はやく新SE来ないかなーと思いながら毎日眺めている。

はやく新SE来ないかなー。

ガスールを1年間使い続けて変わったことと変わらなかったこと(と、最近の使い方)

ガスールと出会って1年。

きっと一生恨みながら生きていかなければならないものと思っていた自分の肌と上手く付き合っていけるようになって、本当に本当に感謝している。

 

kwrgrnm.hatenablog.com

 

この1年、ガスールを使うようになって変わったことと変わらなかったことについての記録(ついでに最近の使い方についても)。

 

 

変わったこと

肌しっとり

ガスールのミネラル分のおかげなのか洗顔料をやめた影響なのかは解らないが、冬場や花粉の時期に粉を吹いてベースメイクが全然乗らないというようなことがなくなった。感激しているし大変嬉しい。

 

脂漏性湿疹との付き合い方

これは先の「肌しっとり」の副産物というか、今までは「とにかく乾燥するから保湿系のベースメイク!」とか「スキンケアにオイル使い!」とか、いま思えば脂漏性湿疹の肌にとっては必要以上の油分を乗せてしまっていたのがよくなかったんだろうなと思う。肌がしっとりするようになったことによって必要最小限の保湿ケアで済ませられるので余計なものを足さなくなった→脂漏性湿疹が悪化しなくなった、という感じ。

 

肌がくすみにくくなった

ガスール洗顔するようになる前の肌の状態が最早思い出せないが(そのくらいガスールのおかげで毎日肌の調子がいい)、初めて使ったときの「何この透明感…!?」という驚きと感動は忘れないでいたい。

 

毛穴汚れを忘れた

流石に生きた人間なので毛穴自体がなくなるわけではないので角栓は日々生成されるものの、毎日ガスールによってその表面の汚れが適度に取り除かれるからなのか、角栓ができても黒ずんで目立つほどの暇がない(常に更新されている)のだと思う(そもそも角栓というのは開いた毛穴を塞ぐためのカサブタのような役割をしているものらしいので個人的に完全に除去しなきゃとまでは思ってはいないが、古い汚れが取り除かれないままだと黒ずみやニキビの原因になりそうなので、日々きれいな状態を保つのが大事なのかなと思う)。

 

ニキビができにくく…?

これもガスールの直接的な効果というよりは、やはり強すぎる洗顔料をやめたこと、余計なスキンケアをやめたこと、乾燥や毛穴汚れがマシになってきたことなどが理由なのではないかと思っている。あんまりできなくなったし、できても治りが早い。

最早ガスールに出会う前のことは思い出せないレベル。とはいえ数年前の写真などを見ると常に顔全体が真っ赤ででこぼこしているので「随分変わったんだなあ」としみじみ思う。 

10代の頃から思春期ニキビに悩まされていたし、それでも「ハタチ過ぎたらニキビもできなくなるよ〜」と大人たちに言われ続けて育ったのに実際にハタチを過ぎても余裕でニキビだらけの顔をしていたのでこれはもう一生付き合っていかなくてはならないものなんだと覚悟していたくらいなのだが、ガスール、my dear。。。。本当にもう私にとってガスールはお守りのような存在。

 

汗が臭わなくなったかも…?

以前なら夏場などで大量に汗をかいたあと、エアコンで冷えて汗が引いたときなどに自分から汗の臭いっぽいものを感じたことがあったのだが、この1年は一度もそういうことがなかった。

これが本当にガスールによるものなのかどうかは解らないが、他に対策をしていたわけでもないので「かもしれない…」となっているところ(思えばニオイ対策系のボディソープも「泥」が主成分のものが多い印象なので、泥せっけんには臭いを除去するような働きもあるのだろうか…?)。

 

スキンケア用品や化粧品の選び方が変わった

以前は、バズった口コミや魔法のような謳い文句、イメージキャラクターの女優さんなんかの外面的な要素につられて、成分や肌質による向き不向きなども確認せずに化粧品を手当たり次第に買い漁ってはよく失敗していたのだが、ガスールとの相性が劇的によかったおかげで、「とにかく自分の肌に合っているかどうか」という視点でスキンケア用品や化粧品を選べるようになった。

具体的には、

  • 成分表や、自分と似た肌質の人のレビューを確認する
  • すぐに現品サイズを買わずにカウンターでのタッチアップやトライアルサイズでしばらく様子を見る

という、いま考えると当たり前すぎる技を覚えられた。これも私にとっては大きな収穫。

 

お風呂の時間が短くなった

ガスールと出会うまでは、お風呂場であれもこれもと色々なことをしていたのだが(髪を洗ったらボディソープで身体洗ってスクラブで角質落として、洗顔料と洗顔ブラシで顔洗って酵素洗顔やらパックやら、みたいな)、今ではほぼ「髪洗ったら顔と身体にガスール塗って流して終了」なので、それまでは下手したら1時間くらいかかっていたお風呂の時間が30分くらいで済むようになった。だから何だという話だけど、その分の時間を他に回したりできるので私としてはいいことのような気がする(あとめちゃくちゃ個人的な話ではあるんだけど重度の低血圧でシャワー浴のみでも長くなると脳貧血で失神することがあるので短く済ませられると安心)。

 

お風呂グッズが減った

お風呂の時間が短くなったのと似たような話だが、ガスールと出会うまでは毎回お風呂場にボディソープ、洗顔料、洗顔ブラシ、シェービングクリーム、スクラブ、所謂スペシャルケア用品(酵素洗顔料やパックなど)と色々なものを持ち込んでいたのだが、今ではガスールだけでほぼ済むようになった(全てガスールで代用できる)。

ブラシなどは定期的に漂白したり買い替えたりメンテも大変だったので、本当にお風呂まわりは色々楽になったなあと思う。

 

お風呂場の床のピンク汚れが減った…?

これはとくに実験などはしていないので、なんとなくそんな気がする、というレベルなのだが、ガスールを使いはじめてからお風呂場の床のピンク汚れの発生頻度が減ったような、気がする。毎日ガスールが床を流れるときに汚れを持っていってくれるとかいうことがあるのだろうか…?

 

スキンケアがシンプルになった

シンプルなスキンケアが良いとか悪いとかではなくて、少なくとも私にとっては良いことだったのだと思う。

ガスールと出会うまではとにかく、ニキビに効くと謳われた洗顔料で時間をかけて洗顔をしそれに加えて定期的にスクラブを使ってみたり酵素洗顔をしてみたり、スキンケアもニキビや肌荒れに効くというものを数種類重ねて使ったり、導入美容液+化粧水+シートパック with シリコンマスク+乳液でべちょべちょに保湿してみたり、「時間をかけて」「多くの種類のものを」「与える」ばかりで、それでいて良い効果が出ないとさらに何かを足していくという、「加える」ことばかりを考えていたものだったけれども、ガスールに出会ってガスールひとつでくすみ・乾燥・毛穴問題の対策ができ結果アイテムの数が減らせたことで、実は自分にとっては「最小限の時間で」「最小限のものを」使う方が肌の調子を保てることに気づけた。

というのも、最初の頃はガスールのことをいまいち信用しきれず洗顔料と併用していたのだが、そのうちガスールだけでも十分そうだなと思いきって洗顔料を使うのを辞めたら、それまでポツポツとできていたニキビもできなくなったのだ。どうやら私にとっては洗顔料すら過ぎたるものだったらしい…。

それと、ガスールを愛用するにあたりよく覗くようになったナイアードさんの公式ツイッターで、「乾燥する時期のガスール洗顔は30秒以内に洗い流す」というようなことが書かれているのを見て「30秒でいいの!?」と目から鱗が落ちたことがあり、それまで私はスキンケアについては時間をかければかけるほどいいだろうくらいのことしか考えていなかったので、この考え方に出会えたことも大きな収穫だった。

 

 

それ以来、どうしても(気持ち的に)今日は洗顔に石鹸も使いたいなーというとき(生理前で皮脂がドロドロしているなと感じるときなんか)も、絶対にだらだら洗わず「泡をつけたら3秒で流す」くらいの使い方でなんとか肌荒れせずに済んでいる。

とにかく私の場合は多くのものを与えるよりも「良くも悪くも刺激を避ける」ことが大事なのだなということに気づけたのもガスールのおかげだ。

 

 

変わっていないこと

ガスールと出会ってこの1年で変わったことはとても多いが、意外と「変わらなかったこと」もあるのでそれについても。

 

生理前の肌荒れは相変わらず

PMSの(ホルモンバランスの乱れによる)肌荒れには太刀打ち相変わらずなので、生理前の1〜2週間はイソフラボンのサプリが欠かせない。実際に1ヶ月イソフラボンサプリをお休みしてガスール洗顔だけでどうなるか実験してみたけどやっぱり顎のあたりにポツポツとニキビができてしまった(それでもだいぶマシになった…)。

 

お風呂グッズは減ったが髪まわりと石鹸は手放せてない

ガスールは洗髪にも使えるということで試してみたことがあるのだが、私は残念ながら髪質が合わなかったらしくバリバリのバキバキの静電気まみれになってしまって、翌日から慌ててふつうのシャンプーに戻しても数日バリバリの状態が続いてしまった(それ以来、ガスール洗顔するときも髪にだけは絶対つけないように気をつけている)ので、シャンプーとコンディショナーは相変わらず市販のふつうのものを使っている。

それと、ピアス穴と足洗い用に石鹸も変わらず使っている。

ピアス穴の洗浄にガスールを使うと、ガスール特有の「うるおい仕上げ!」みたいなのがアダになるらしく、いつまでもしっとりしていて臭いが発生してしまったので、すぐに石鹸洗いに戻した。

それと私は足の指や爪などの細かい部分を洗うのにブラシを使っていて(他は全身てのひら洗い)、それにガスールを使うとブラシにガスールが絡んで洗うのが大変なので、足も変わらず石鹸で洗っている(ただし石鹸+ブラシで洗ったあとにはリンス的にガスールをつけて流す)。

 

メイクは厚めのまま

ガスールのおかげで肌の調子がよくなって日焼け止めにパウダーのみという薄化粧で過ごしていた時期もあるが、私の敏感肌の場合どうやら「薄化粧=薄バリア」ということになってしまうらしく、その状態で外出すると花粉やPM2.5や黄砂や埃などなどの影響で肌荒れしてしまった。

ので、結局未だに外に出るときは日焼け止め(or 化粧下地)+ファンデーション+パウダーと薄い層をいくつも重ねて物理的なバリアとしている。

素肌がきれいでも無論気分は上がるが、やはりファンデーションを使うとちょっと人工的なくらいに鉄壁っぽい肌に見えて、それはそれで楽しいので問題なし。

 

今のところ思いつくのがこれくらいなので今日のところは一旦〆。また思いついたら加筆していきたい。

 

最近の使い方

最後に、1年使い続けてやっと安定してきた具体的な使い方についても改めて記録。

 

用意するもの

  • ガスール(固形) … 6欠けくらい
  • 水 … 大さじ1前後

※私はガスールは固形派。粉末タイプは粉末タイプで溶かしたときにガスール特有のなめらかさが際立つので好きなのだが利便性を優先して普段づかいには固形(あと固形の方が若干お安い)

※6欠けくらい、と書きはしたものの実際には欠片の大きさがかなりまちまちなので、2欠けくらいで十分なときもあれば15欠けくらい必要なときもある。水の量に対して大体これくらい、というのを好みに応じてなんとなくでも覚えておくと毎日同じような質感のペーストにできてよい

※あまり神経質にならなくても「今日はかためだな〜」とか「ゆるめだな〜」とかも変化があって楽しいのでそれはそれで

※ただし水が少なすぎるとガスールが固まってしまって溶け残りができてしまうので私は「ややゆるめになるかな?」ぐらいの量を意識してます

ガスールの保存容器として「蓋が立つタッパー(正式名称不明)」(100円ショップで購入)、水の計量&ガスールを溶かすための器には「上から見える計量カップ ミニ(同じく)」(同じく)を使用。蓋が大きく開きそのまま固定できるタッパーは欠片を選んで取り出すのが楽で、ミニ計量カップは水の量も計れるしそのまま器として使える(し、使い終わったら洗って取っ手部分で吊るして乾かしておけばいい)のでとても便利

 

手順

  1. 脱衣所で服を脱ぐ前にガスールを準備してからお風呂場へ
  2. メイクをしている場合はメイクを落とす
  3. 洗髪して、髪をしっかり上げる
    ※髪にガスールがつかないように
  4. 石鹸洗いする箇所を洗う
    ※ピアス穴、背中や胸など皮脂分泌の多い箇所、ブラシで洗う足の指や爪
  5. 石鹸をしっかりすすいだら先ず顔(耳を除く)にガスールペーストの1/3ほどを塗り、残りを薄く首→背中→胸→膝下→太腿→お尻→腹→二の腕→肘下(手まで)→足の順で塗る
    ※皮脂分泌量が多いもしくは角質の溜まり易い箇所→皮脂分泌量が少ない(乾燥しがち)な箇所、の順(個人的見解)
    ※ただし足(の裏)はガスールを塗ると滑り易くなって危ないので絶対に最後
  6. 改めて顔のガスールを軽くマッサージする感じでくるくるしてから顔→全身とガスールを一気に流す
    ※どうしても顔の乾燥が気になる時期は、顔に塗って流す→身体に塗って流す(顔にガスールを長く置かないようにする)
  7. お風呂場から出たらタオルで軽く水気を拭いて、すぐ顔には化粧水、身体には化粧水とボディミルクで保湿

 

以上。

最近「パイル地」運がない、という話

最近パイル地の製品を購入しては何かしら縁がなかったなと感じることが続いたので思わず「パイル地運が無い」という表現が浮かんだという記録。

 

まず最近、約10年ほど使ってきたタオルたちがいよいよ洗濯しても漂白しても雑菌臭っぽいのがとれなくなってしまったので、タオルの総取っ替えを行った。

それに伴いふと興味が湧いて「タオル 寿命」とかで調べてみたら、「1年」とか「30回洗濯したら」とか色んな回答が見つかったが、個人的には新品ふわふわのタオルもいいが使い込んでバサバサになったタオルも好きなので、今回のように何かしらの理由で「もう限界だな」と感じるまでは使い続ける派である。

で、今回処分した10年使い込んだタオルというのは、今からおよそ10年前に一人暮らしを始めようとなったときに無印良品で家具類を全部揃えたときに一緒に買ったものだったので、今回もとくに何も考えずに無印で買い替え用のものを探し、店舗で「綿パイル」シリーズの「中厚手」タイプが今まで使っていたものに近いことを確認し、(荷物が結構な量になりそうだったので)その後ネットストアで注文して届けてもらったのだが、これが残念なことに、開封した直後からパイルの飛び出しが(タオル1枚につき)10や20では済まない量あり、そして何より洗っても洗っても毛羽落ちが凄い。使いはじめにはタオルのみ・最高水位・柔軟剤なしで数回洗濯してみたし、もうそろそろトータルで30回くらいは洗濯しているのでなんならもう冒頭に紹介した「タオルの寿命」が来ている段階の筈なのに未だに使用時には肌に毛羽がくっついてくるので、とくに風呂上がりには毎回不快な思いをしている(気にならない人は気にならないのだろうが…)。これは完全に買い物失敗したなあと毎日タオルを使う度に落ちこんでいる。たまたま私がハズレを引いてしまっただけなのだろうか…。事前にレビューなどをちゃんと確認しておけばよかった。無印自体は好きだがたまにこういう失敗をするので付き合い方がむつかしい。

 

www.muji.com

 

タオル類はやはり大人しく今治タオルとかのそこそこのお値段のものを選ぶべきだったのだろうなと思う。次のタオルの買い替えが何年後になるかは解らないが、そのときにまた今回のことを忘れて同じ失敗を繰り返さないようにここに書いておこうと思った次第である。

 

もうひとつパイル地運がなかった買い物が、メリーナイトの襟カバー。

 

search.rakuten.co.jp

 

襟カバーを買うに至った経緯は長く語ろうと思えば長くなりそうなのでざっくり書くと、「枕(代わりのタオル)は(頭皮や顔の皮脂汚れ対策として)毎日洗濯するのに、(襟元なら枕と同じくらい肌と接触するであろう)シーツは週1回しか洗濯できない(体力的に)」のが気になりだしてしまったのがきっかけで、当初はバスタオルで布団の襟元を挟んでそのバスタオルだけ毎日洗うようにしようかなとか考えていたのだが、色々調べているうちに「襟カバー」という便利グッズがこの世の中には存在するらしいということを知り、これの方がバスタオルより便利そうだと思って購入に至ったのだった。

で、襟カバーユーザーの先輩方のブログなどを拝読するに襟カバーの難点は「外れやすい」ということのようで、それを防ぐためにクリップ付きものや、口がゴム状になっているものなどがあるらしく、そのなかで、メリーナイトの襟カバーは他と比べると縦の長さが60cmと長めの作りになっているため比較的外れにくい、というような話を見てメリーナイト、キミに決めた!となり、生地については最後までガーゼとパイルとで迷ったのだが、数年前までタオルケットを愛用していてあの質感が好きだったのでパイルタイプを選び、さらに洗い替え用もと考え3枚注文。

届いて開封して、いきなり立ち上る大量の埃(繊維クズ?)に若干恐怖を覚えながらも、洗濯したらどうにかなるのではという希望を持ってやはり高水位の柔軟剤なしで数回洗濯してみたのだが、悲しいほど繊維クズは噴出し続けるしその繊維クズ同士が集まって大量発生した毛玉が部屋じゅうに散乱。

洗い替えまで買ってしまった手前諦めがつかず、いつか繊維クズか尽きてくれることを願いながら未だに毎日洗濯だけは続けている(ので結局布団はそのまま使っているしシーツは相変わらず週1しか洗っていない…週末になるとシーツの襟元から人間臭がするのがやっぱり気になる…)(毎日シーツ洗えばええやんけという話ではあるのだがあんな大物、干すスペースも限られるし毎日やる体力もなく…)。

 

タオルにしても襟カバーにしても私がたまたまハズレを引いてしまっただけなのだろうか、もしくは気になるか気にならないかの(使用者の性格の)違いなのか。

とはいえパイル地自体は好きなのでパイル地運、上げていきたいところだが、こうして文章を書きながらそういえばそもそも私はハウスダストアレルギー対策と銘打ってもう何年もパイル地の布製品を避けてきた(大好きだったタオルケットも数年前から使っていない)のを思い出した。こちらから縁切りに近いことをしておいていざとなったら縁がないと嘆くのは愚かなことかもしれない…。でもパイル地好きなのでなんとか折り合いをつけて生きていきたい…。

花粉の肌荒れにも安定の「クリア-G」だった

年も明け、春が近づいてきて突如肌のピリピリ感と激しい肌荒れ、目のかすみ、喉の痛み等々に襲われ「これはもう花粉来てるな。。」となって早数週間。

毎年対策は手を変え品を変え行うが今年の対策方法が概ね固まってきたのでメモ。

 

まず前提として、

  • かかりつけのアレルギー科で処方された薬を適切に使う
  • 家のなかの布製品を極力減らす or アレルギー対策が施されているものに替える
  • 室内のハウスダストなどをアレル物質吸着剤の仕込まれたモップでこまめに掃除する
  • 外に出るときはしっかりメイクをする
  • 外から帰ったらまず風呂場に直行して手足と顔を洗い、髪をブラッシングし、そのまま風呂場に湿気のある状態で服を脱ぎ、部屋に入る前に部屋着に着替える(もしくは帰宅即シャワー浴びるか)

元々色んなアレルギーを併発しているので上記のようなことは花粉の時期以外でも毎日行う。花粉の時期が来てもこれらさえ徹底していれば、有難いことに鼻炎などのアレルギー症状はわりと抑えられる。

ただ、肌荒れだけは毎年どうにもならない。

たとえ一日じゅう家のなかにいても、どこからか侵入してくるらしい花粉が皮膚の薄いところにダイレクトアタックしてくるらしく、ピリピリ痛いし、保湿しても保湿してもガビガビのバリバリになって荒れ放題になる(とくに顔)。

この花粉による肌荒れについては、寄る年波なのか年を経る毎にどんどん手がつけられなくなってきているので、毎年色んな花粉に効くと謳われているスキンケア用品や飲食物などを試しては試行錯誤しているのだが、結局どうにもならないまま最終的には花粉の季節が終わるのをただ待っていた。

 

だがしかし。だがしかし。最近やりはじめて、目に見えて効果のある対策を見つけた。

  • スキンケアにクリア-Gを追加する

これである。

 

search.rakuten.co.jp

 

このクリア-Gという製品、実は出会ったのはもう数年前で、かかりつけ医の帰りに処方箋を持って寄る薬局に「手荒れに効くハンドクリーム!」というようなポスターを見つけて、ものは試しと買ってみたのが始まり。

どういう製品かを一言で表すなら、謳い文句どおり「皮膚保護クリーム」。ふつうのハンドクリームとは違い、塗ると角質層に保護膜を形成してくれるという代物で、言うなれば「透明な手袋」。

日常的な手荒れ対策には勿論のこと、病院や飲食業の現場、美容師さんやお花屋さん、車の整備や庭仕事などの臭いや汚れが手に染みつきやすい作業をする人にも愛用されているらしい。

 

アレルギー体質のせいなのか敏感肌のせいなのか数年前から「洗剤」と名の付くものに一瞬でも素手で触れると必ず右手の甲全体に手湿疹(水疱)がブワッと広がってグジュグジュになってどうしようもなくなり、その度に皮膚科のステロイドのお世話になっていたのだが、なんとこのクリア-Gを使うようになってから一度も手湿疹が出ていないのである!!!!!!!!!!

流石に年に1回の大掃除とかで一日じゅう洗剤を使う作業をしたりすると2、3個ポツポツと水疱ができてしまったりもするが、予めクリア-Gで保護しておけばダメージは激減するようで、その後ちゃんと保湿するだけで薬に頼らずとも自然に治ってくれる。

クリア-Gに出会ってから、たとえばメイク道具用洗剤でパフやブラシを洗うときも、洗濯洗剤を洗濯機に投入するときも、食器を洗うときも、住宅用洗剤で床を雑巾がけするときも、日用品を除菌シートで拭きまくるときも、素手で作業ができるようになって大感動した、というか現在進行形で毎日大感動している(手袋使えば?という声も聞こえるが手袋をしていると洗剤残りの感触がよく解らないし、相性が悪いと手袋自体で手が荒れることもあるので、肌弱いくせに1周回って素手派)。

 

クリア-Gは手に取るとちょっともったりとした白いクリーム状なのだが、さらっとして伸びがよく、すぐに乾いて馴染んでくれるので塗った後も違和感はゼロ。若干の原料臭は感じるが無香料なので香料アレルギーマンでも抵抗なく使える。

また、本当に「バリア機能」のみに特化されているので、保湿感や日焼け止め効果などはないのだが、それが私のような脂漏性湿疹やアレルギー持ちなせいで美容成分などがリッチに配合されているバリア系美容液だと逆に肌荒れしてしまうタイプには大助かりの仕様なのだ。ただただ「バリア用」と割り切っていつものスキンケアやメイクに1品プラスするだけのシンプルさが解りやすくて嬉しい。

 

初回はポスターのあった薬局でミニサイズ(携帯用サイズ)を購入したが、それですっかり気に入って、2回目からはネットでポンプボトルの200gサイズをリピ買いし続けている(600gや詰め替え用も便利そうではあるが置き場所に困るかなと思い)(それに200gでも私の使い方なら数ヶ月もつ)。

 

もうクリア-Gのことだけで1つブログ記事書きたい勢いでクリア-Gには感謝&依存しているのだが、今回は花粉対策の話なのでこの辺で一旦仕切り直す。

 

で、この全幅の信頼を寄せているクリア-G、これまでは手だけに使ってきたのだが、「皮膚」保護クリームなのだから顔に使えば顔の皮膚も保護してくれるのでは?と先日ふと思い立ち、念のため「クリア-G 顔」などのキーワードで検索して顔にも使えるというような表記を確認してから、実際に顔に塗ってみた。

合わないスキンケア用品を使うと即肌荒れする体質だが、クリア-Gは顔に塗っても何の変化も起きない。(勿論人それぞれ相性はあると思うが私の場合は)これはいけるのでは…?と期待を抱いて外に出てみて、顔がピリピリしないことに先ず感動。そして1日過ごしてみても頬がガビガビにならなかった。本当にクリア-G、凄いな…と改めて感動した。

 

以来、外に出る日は(or 花粉による肌のピリピリを感じたら、外に出ない日でも)スキンケアにクリア-Gを欠かさず加えている。

逆に、「クリア-Gを塗る」以外に特別なことは何もしていない。スキンケア用品も化粧品もいつもどおり。クリア-G以外には何も増やしたり減らしたりしてない。この気軽さも嬉しい。

今まで色んな花粉バリア系のアイテムに手を出しては残念な思いをしてきたものだが、答えは意外と身近なところに転がっていたのだなと改めてクリア-Gの凄さに感動している。

 

使用量は、ポンプボトルのポンプ1押し分で顔〜デコルテ、手〜手首まで十分カバーできる(普段手だけに使うときは小豆粒大くらい)。

使用するタイミングは、スキンケアが終わったあと少し時間を置き、化粧水などが肌に完全に馴染んでから。

スキンケア用品とクリア-Gのどちらを先に塗るべきなのかはまだ試行錯誤しているところだが、クリア-Gは「角質層に保護膜を形成する」ものだそうなので、保護膜の上から保湿とかしても意味がなくなったりするのかな?と考えて、今のところはクリア-G→スキンケアの順で塗っている。

 

クリア-Gの上からメイクをする場合は、5分くらい待ってクリア-Gが完全に乾いてから。

今のところクリア-Gの上からでも概ね違和感なくメイクできているし、化粧ノリや崩れやすさなどにも影響はない(少なくとも私は)。むしろなんとなくパウダー系のアイテム(アイシャドウなど)の発色が若干よくなる気がする。

そして角質にバリア層ができることで、化粧品による刺激からも肌が守られることになるのだと思う。しかもふつうのメイク用品と違って、クレンジングが必要ない(時間経過で徐々に成分が揮発するらしい)のでこれもまた楽。

たまに急いでいて乾かし方が足りなかったり、またはアイテム同士の相性によってはモロモロと塊が出てくることもあるので、気になる場合はクリア-Gが乾いてから一度顔を軽くぬるま湯で洗うなどした方がいいのかもしれない(クリア-Gの保護膜は一度形成されてしまえば石鹸で洗おうが消毒液をつけようが4時間は残るそうなので水洗いくらいなら多分余裕)(その場合はクリア-G→スキンケアという順番にした方がいいかも)。

 

花粉による肌荒れ対策、自分なりの最適解が見つかった気がして今年は春を迎えるにあたり幾分気持ちが軽い。クリア-Gにはますます感謝しかない。本当に一生売っていてほしい。和光化学さんには足を向けて寝られない。

 

味を占めて「これ唇に使えば歯磨き粉やリップで皮がベロベロになるのも防げるのでは…?」と思ったが注意書きに「目や口には使用しないで」と書いてあるのでやめておこう…。