2019年 冬春・最近のガスールの使い方めも
ガスールで長年悩んでいた生理前の肌荒れすら克服してしまって以来すっかりガスール信者になり、一時期は洗顔料やボディソープ、石鹸などを辞めて毎日全身をガスールで洗っていたものの、そうはいっても私の場合は使い方を誤ると肌が乾燥して粉を吹いたりと諸刃の剣な面も出てきてしまったので、そうならないようにガスールの効果を最大限享受できる(と思う)使い方を色々試してみて、最近やっとそれが安定してきたので、一度書き残しておこうと思う。
お風呂での使い方
1. ガスールの準備
お風呂に入る前に、計量容器に小さじ2くらいの水を計り、そこにガスール4〜6かけ(欠片の大きさや厚さによる)を入れてお風呂場に置いておく。
※ 公式でいうところの「洗顔」の用法用量。
※ ガスールを溶かす用の容器として私はダイソーの「上から計れる計量カップ ミニ」を使っている。大きさがちょうどいいし水の量が計りやすいので便利。
2. 髪を洗う
お風呂に入ったら先ず髪を洗い、ガスールやボディソープが髪につかないようにひとつにまとめる。
※ ガスール洗髪が可能な髪質ならガスールで洗髪するのも全然ありなのですが私は相性が悪いらしくどうしてもバサバサになってしまうので、洗髪にはふつうのシャンプーやコンディショナーを使います。
3. 身体を洗う
ウエスト〜足や、肩、腕といった、皮脂腺が少なくてガスール洗浄では乾燥しすぎてしまう部分(これは人にもよると思いますが)や、ガスール洗浄のみではニオイが生じてしまうピアスホールなどを先に保湿系ボディソープや石鹸で手洗いする。
4. ガスールで顔・身体を洗う
ボディソープをすすぎ流したら、いよいよガスールの出番。
予め水に浸けておいて柔らかくなったガスールのペーストの、先ずは2/3ほどを顔全体に伸ばす。ニキビや毛穴汚れなどが気になる部分(Tゾーンとか顎とか)は気持ち厚めにしてみたり、乾燥しやすいこめかみなどには洗い流す直前にゆるめに伸ばして塗ってみたり。残った分は首、デコルテ、胸、背中といった身体でも皮脂腺の多い部位に薄く伸ばしてみたり。
5. 容器にお湯を溜める
後々容器の泥を洗い落としやすくするのと、上澄みをプレ化粧水的に使うために、ガスールを溶かしていた容器にお湯を溜めておく。
6. すすぎ
Tゾーン・顎など気になる部分は軽くマッサージしてから、シャワーなどで多少ぬるぬる感が残る程度にすすぐ。
鼻まわりや耳まわり、足の爪、肘、膝などの細かい凹凸、おでこやうなじなど髪の生え際はガスールが残りやすいので丁寧に。
7. プレ化粧水
お風呂からあがる前に、5. でガスールの容器に溜めておいたお湯(残りガスールの上澄み水)をプレ化粧水として顔や首などにパシャパシャつける。
このとき容器も洗う。
8. 急いでスキンケア
お風呂からあがったら、先ず顔〜デコルテの水気をタオルで軽く押さえるように拭き、すぐに化粧水をつける。
次に身体も軽く拭き、すぐにボディミルクを伸ばす。
服を着たら、お部屋でスキンケアの続きをする(追加の化粧水、乳液、リップなど)。
基本はこのような感じで毎日使って、週に1回、ボディソープを使わずに全身をガスールで洗う日を設けている。
本当は毎日でも全身ガスールで洗いたいところだが、当初それをやっていたら腰まわりや脚などが乾燥して粉を吹いてしまうようになったので、乾燥しやすい部分とそうでない部分とで使い分けるようになり、今の使い方に落ち着いた。
顔については毎日この使い方でとくにトラブルはないので、たとえばホルモンの周期によって使い方を変える、みたいなことは今のところしていない(そのへんの最適な使い方もこれから研究していきたい)。
ちなみにガスールはクレンジングにも使えるそうだが、私はメイクをする日は結構しっかりめにするので、そんなときはお風呂に入る前にポイントメイク落としや水クレンジングを使ってメイクを概ね落としてから、お風呂でガスール洗顔をするようにしている。
朝洗顔での使い方
そして個人的に気に入っているのが、朝、メイクをする前にガスール洗顔をすること。
普段はひきこもりなのでメイクもしないし朝の洗顔は水洗顔のみのことが多いが、ガスールで洗顔をするとまるでお風呂あがりかのように肌がつるつるもちもちになり、導入液が要らないくらい化粧水の浸透がよくなる感じがする(不思議)。おかげで、そのあとにするメイクのノリもよくなるというか、ベースメイクがしやすくなる気がする。
朝洗顔の場合でも、使い方はお風呂で使うときとほぼ同じ(ちょっと量が少ないくらい)。
1. ガスールの準備
計量容器に小さじ1くらいの水を計り、そこにガスール2〜4かけ(欠片の大きさや厚さによる)を入れておく。
2. 髪をまとめる・予洗い
ガスールを溶かしている間に髪をまとめ、水かぬるま湯で軽く顔を洗う。
3. ガスールで洗う
ガスールペーストを顔全体に伸ばす。
4. 容器にお湯を溜める
後々容器の泥を落としやすくするのと、上澄みをプレ化粧水的に使うために、ガスールを溶かしていた容器にお湯を溜めておく。
5. すすぎ
Tゾーンや顎といった毛穴トラブルが気になる部分を軽くマッサージしてからすすぐ。
とくにおでこの生え際や小鼻まわり、顎の下などはガスールが居残りがちなので、鏡で確認しながら丁寧に。
6. プレ化粧水
ガスールの容器に溜めておいた水(残りガスールの上澄み水)をプレ化粧水として顔や首につけ、容器を洗う。
7. 急いでスキンケア
タオルなどで軽く水気をとり、スキンケアをする。
ちなみにインバスでもアウトバスでもやっている「ガスールを溶かした容器に水を溜めておいて上澄みをプレ化粧水として使う」というのは、「ガスールを余すことなく使いたい」という気持ちと、「ガスールを溶かした容器をそのまま放置すると乾いたガスールがくっついてしまいあとで洗いづらい(のでお湯を入れて予めふやかしておこう)」という現実的な問題と、「ガスールの上澄みは化粧水として使える」というインターネット賢者たちのお知恵とが出会った末に思いついたもので、これが肌に何かしらよい効果をもたらしているのかどうかは今のところ不明だが、気持ち的に(ガスールを余すことなく使えているという意味で)気に入っている。身体の乾燥が気になるところにパシャパシャするのもよいかも。